2002 12/19 20:49
Category : 日記
息子は、今年の春に突然歩けなくなってしまった。大学病院に行っても、原因不明は分からず、そのうち少しずつ回復し、今はそんな事が有った事とは信じられないほど、元気に元通りになった
しかし、その三ヶ月間は、家から出ることも出来なかったために、学校へも行けず、ずっと自宅で過ごしていた
その頃私は、派遣社員でフルタイム働いていたた。たまたま職場が自宅から歩いて三分ほどのところだったので、毎日お昼休みには家に戻って、息子とお昼を食べ、また職場に戻るという生活をしていた
つまり、朝家族が出掛けてしまってから夕方まで、殆どの時間、息子は一人でテレビを見たりゲームをしたりして過ごしていたのだ
そのせいか、息子はやけに、ワイドショーとか昼メロとかの平日の昼間の番組に詳しかった
特に、海外の通販番組が気にっていたらしい。なにか新しい商品の放送が入ると、私の帰宅をてぐすね引いて待っていて、「ママ、すごくいい物を宣伝してたんだよ、今日。あれ買いなよ!」と、勧めてくる
同じ内容の番組を、毎日のようにやっているせいか、息子は、大体の商品の売り口上も覚えていて、そっくり通販番組を再現出来るようになっていたのだ
或る日、一緒に通販番組を見ていると、また例の如く、息子が番組と一緒になって商品を売りつけて来た
全てを網羅しているものだから、番組よりも先に、商品の特徴やらなんやらを、私に説明してくる
そして最後に「ね?すごいでしょ?買いなよママ!」と言って、タレントさながらの笑顔でコッチを見るのだ。
その日は、なんだかんだ言い逃れをしてその場を凌いだのだが、またあの勢いで勧められたのでは敵わない
仕方がない、売られたケンカだ、買ってやろうか(謎)
数日後、また通販番組が始まった。息子は、また例の如く売りつけようと、チラチラとコッチを見ている…。さて商品の説明が始まり、「これはこんな風に使えるんです、すごいでしょ」と司会者が観客に同意を求める。すると、私は間髪入れずに、その商品の宣伝文句を、ことごとく否定して行ったのだ。つまり、「○○な時にも便利!」といわれれば、「○○な事なんか起こらないし、起きても今ある△△があるから、新しい物は買わなくてもいい」という具合である
最初は、「ママ変!」なんて言ってた子供達も、私がことごとく否定していく時の理由のつけ方が面白い!と言い出し
息子も、テレビすっかりコピーの売り口上は言わずに、ゲラゲラ笑い出してしまった
「ママには負けたよ〜!」と息子が言った。するとその時、電話が掛かってきた
なにやら、子供の教材を買いませんか?という宣伝の電話だった
私が、さっきの通販番組さながらの口調で、説明して、「要りません」と言って電話を切ると
「ママに、物を売ろうなんて、百年早いね」と娘が言った
でも、実は、子供が見ていないところでは、ママは結構衝動買いをしているのだ、ということを、子供達は知らないのだった(爆)
しかし、その三ヶ月間は、家から出ることも出来なかったために、学校へも行けず、ずっと自宅で過ごしていた
その頃私は、派遣社員でフルタイム働いていたた。たまたま職場が自宅から歩いて三分ほどのところだったので、毎日お昼休みには家に戻って、息子とお昼を食べ、また職場に戻るという生活をしていた
つまり、朝家族が出掛けてしまってから夕方まで、殆どの時間、息子は一人でテレビを見たりゲームをしたりして過ごしていたのだ
そのせいか、息子はやけに、ワイドショーとか昼メロとかの平日の昼間の番組に詳しかった
特に、海外の通販番組が気にっていたらしい。なにか新しい商品の放送が入ると、私の帰宅をてぐすね引いて待っていて、「ママ、すごくいい物を宣伝してたんだよ、今日。あれ買いなよ!」と、勧めてくる
同じ内容の番組を、毎日のようにやっているせいか、息子は、大体の商品の売り口上も覚えていて、そっくり通販番組を再現出来るようになっていたのだ
或る日、一緒に通販番組を見ていると、また例の如く、息子が番組と一緒になって商品を売りつけて来た
全てを網羅しているものだから、番組よりも先に、商品の特徴やらなんやらを、私に説明してくる
そして最後に「ね?すごいでしょ?買いなよママ!」と言って、タレントさながらの笑顔でコッチを見るのだ。
その日は、なんだかんだ言い逃れをしてその場を凌いだのだが、またあの勢いで勧められたのでは敵わない
仕方がない、売られたケンカだ、買ってやろうか(謎)
数日後、また通販番組が始まった。息子は、また例の如く売りつけようと、チラチラとコッチを見ている…。さて商品の説明が始まり、「これはこんな風に使えるんです、すごいでしょ」と司会者が観客に同意を求める。すると、私は間髪入れずに、その商品の宣伝文句を、ことごとく否定して行ったのだ。つまり、「○○な時にも便利!」といわれれば、「○○な事なんか起こらないし、起きても今ある△△があるから、新しい物は買わなくてもいい」という具合である
最初は、「ママ変!」なんて言ってた子供達も、私がことごとく否定していく時の理由のつけ方が面白い!と言い出し
息子も、テレビすっかりコピーの売り口上は言わずに、ゲラゲラ笑い出してしまった
「ママには負けたよ〜!」と息子が言った。するとその時、電話が掛かってきた
なにやら、子供の教材を買いませんか?という宣伝の電話だった
私が、さっきの通販番組さながらの口調で、説明して、「要りません」と言って電話を切ると
「ママに、物を売ろうなんて、百年早いね」と娘が言った
でも、実は、子供が見ていないところでは、ママは結構衝動買いをしているのだ、ということを、子供達は知らないのだった(爆)