小雨の中の練習
今日も娘の練習に新東京サーキットへ行ってきた

実は明日、ココでフレッシュマンのレースが行われる

大きなシャーシに乗り始めたばかりのうちの娘は到底エントリできるレベルではないので、本当は今日は他のところに行こうと思っていたんだけど

ショップのお兄さんに、「是非明日練習に来てください!」って言われて、お邪魔をしに来たのだ

ここのレースタイムは38〜39秒くらいなんだけど、家のはやっと40秒台・・・

しかも明日はレースなので、かなりレベルが高かった。1つ上のクラスの人達なんか、小雨が降る中でも36秒とかで走ってる・・・ひぇ〜〜^^^

こんな中に出してしまっていいのだろうか?とだんなと出すタイミングをはかっていたら、ショップのお兄さんが来て

「今すぐ出しましょう!」という。「え?こ、こんな中にですか?明日レースだっていうのにお邪魔じゃないですか?」

「それがいいんですよ!コッチだって練習に来てるんだから、おかまいなしですよ!」という

それじゃあと、思いきって出してみる

小雨のせいもあり、やっぱりすべるのか?タイムがおもわしくない

すると、「一回入れてください、アドバイスしますから」とお兄さん

実はこのお兄さん、去年まで全日本で結構いいところ走ってたものすごい人なんだ

そして、「あと一台ぶんコーナーの奥でブレーキしてごらん?結構強く踏まないとオーバーランしちゃから頑張ってね!ま、最初は大回りしちゃっても構わないから」

確かに最初はなかなか上手く行かなかったけど・・・そのうち、何回か成功するようになってきた

お兄さん曰く「オーバーランを怖がって、手前でブレーキングしすぎるより、取り敢えず突っ込めて、そこでガツンとブレーキが踏めるようになったほうがいいんですよ」

午後になって、クラス分けになってもやっぱり出すタイミングをためらっていると・・

「ガンガン行きましょう!早く走ることも大切だけど、もまれて強くなることも必要なんですよ!」

今までよりかなり重いブレーキを、今までより奥でガツンと踏み込む練習をしながら、周りの車に手荒い洗礼を受けながら、20分おきのの練習走行を娘は懸命にこなしていた

ラストの練習走行前に師匠のお兄さんが「今日はもう充分でしょう!良くがんばったなぁ〜!!」と頭をなでられた娘は、真赤になった手のひらを冷やしながらも、すごく嬉しそうに「うん!」とうなずいていた