2002 02/12 01:05
Category : 日記
私にはいつかまたバイクに乗りたいっていう夢がある
私がバイクに乗らなくなって、もうずいぶん経つ
昔、親の反対を押し切って取った免許なのに、なんてもったいないと思う
スタンドにで、斜めにとめてあるバイクにまたがって、そぉ〜と起こしてみる
すると、重たいはずのバイクが、ふっと軽くなるときがある
つまり、それが私とバイクの重心がひとつになった瞬間だ
すこしまえかがみになって、ハンドルをぐっと握り、エンジンをかける
自分の周りの音が、ふけ上がっていく、エンジンの音から、だんだん風の音に変わっていくころ
ヘルメットの中の私の耳には、ただ、「はあはあ」と息をする音がこだましていた
そう,私は基本的にはバイクは一人で乗るものだと思っているんだ
風にすべてを任せ、ただ走ることだけに集中できるから。
それに。あんまり誰かの後ろに乗ったことがない
でも時々、誰かの後ろに乗せてほしいと思うことがある
背中に、おでこをつけて、ヘルメット越しに会話するんだ
すると、きっと君は、「え?なに?聞こえないよ〜!」って言うだろうね?
それでいいんだ。きっと私は、ヘルメットの中で、安心して大声で泣いてると思う
きっと聞こえない振りしてくれてる君の背中に、すべてを預けて・・・
私がバイクに乗らなくなって、もうずいぶん経つ
昔、親の反対を押し切って取った免許なのに、なんてもったいないと思う
スタンドにで、斜めにとめてあるバイクにまたがって、そぉ〜と起こしてみる
すると、重たいはずのバイクが、ふっと軽くなるときがある
つまり、それが私とバイクの重心がひとつになった瞬間だ
すこしまえかがみになって、ハンドルをぐっと握り、エンジンをかける
自分の周りの音が、ふけ上がっていく、エンジンの音から、だんだん風の音に変わっていくころ
ヘルメットの中の私の耳には、ただ、「はあはあ」と息をする音がこだましていた
そう,私は基本的にはバイクは一人で乗るものだと思っているんだ
風にすべてを任せ、ただ走ることだけに集中できるから。
それに。あんまり誰かの後ろに乗ったことがない
でも時々、誰かの後ろに乗せてほしいと思うことがある
背中に、おでこをつけて、ヘルメット越しに会話するんだ
すると、きっと君は、「え?なに?聞こえないよ〜!」って言うだろうね?
それでいいんだ。きっと私は、ヘルメットの中で、安心して大声で泣いてると思う
きっと聞こえない振りしてくれてる君の背中に、すべてを預けて・・・