「中庭の列柱群」
<<インド>>--アグラ--


クトゥブ・ミナールの中庭を囲むイスラム装飾を施した列柱の数々。

このインド最古のヒンズー様式とイスラム様式を混合させたモスクは、「イスラムの力」を現しており、他宗教寺院の廃墟の石などを利用して建てられている。

列柱の一本一本の柱の模様が、一つとして同じものがなく、イスラム模様の粋を集めた形で残されている。

11世紀に建てられたこれらの遺跡が、朽ち果てることなく、ほぼ完全な形で残されている姿を見ると、石や鉄を巧みに組み合わせた、インド建築の技術の高さを見ることが出来るのである。