「クトゥブ・ミナールへ」
<<インド>>--アグラ--


ファテーブル・スィクリーに別れを告げて、次の世界遺産クトゥブ・ミナールへ向かった。

此処にはインド最古とされるイスラム遺跡群が存在する。

考古学や建築に興味のある人は、ぜひともデリーから足を伸ばしたい場所である。

前方に見える塔は、クトゥブ・ミナールと呼ばれる記念塔で、インドで初の奴隷王朝を打ち立てたクトゥブディーン・アイバクが、戦勝記念として、1119年から建設に着手した

次代アールタットミシュ王がそれを引き継ぎ、完成した時には、五層の階層を持つ塔となり、高さは73メートルである。

しかし先端に行くにつれ直径が小さくなる設計なので、実際よりは更に高く感じられる。

此処の遺跡群は、ヒンズー様式と、イスラム様式の複合建造物が存在し、必見の価値がある。