2010年10月の記事


「最近のワヤン一家」
<<インドネシア>>--バリ島--


バリ島のワヤン君から、最近のワヤン一家の家族写真が送られて来た。

ユウゴ君を中心に、楽しそうな心温まる家族写真である。
そのユウゴ君も、すっかり子供らしくなって、確りした賢そうな顔立ちになって来たようである。

ワヤン君も父親となり、少しパパらしくなったようであり、奥さんも主婦らしくなってきた。

子煩悩なワヤン君は、明けても暮れてもユウゴ君のことで、彼のページが埋め尽くされている。

お寺に一家でお参りに行った時の写真だとの事だが、信心深い彼等はユウゴ君を小さい時から、お参りに連れて行っているようである。

こうしてバリの人たちは、平和に暮らせる幸せを、神に感謝することを日課にしているようである。
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「酷暑のタージ・マハル」
<<インド>>--アグラ--


太陽を避けてタージ・マハルの日陰で、休憩をする人々の様子。

此処の霊廟を一回りする時の暑さは半端ではなかった。

気温が40度の酷暑に加え、湿度が物凄く高い、ふらふらしながらこの日陰に辿り着いた時には、流石に観光客達もばてているようで、ひんやりとした大理石の上で、横になったり、汗を拭いたりして一休みしている人々が居た。

現地人のガイドらしき男もこの有様である。

私が海外を旅して、猛暑を体験したのは、此処のタージ・マハルを観光した時と、カンボジアの遺跡巡りをした時であった。

カンボジアを訪れたのは5月の連休の時であったが、カンボジアではその頃が一番暑い時であると知ったのは、後日の事であった。

此処のタージ・マハルもそうであるが、首に巻いたタオルが、絞ると汗が滴り落ちたのを思い出すのである。
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「タージ・マハル遠望」
<<インド>>--アグラ--


ヤムナー川を隔てた、アグラ城の牢獄から眺めるタージ・マハルの全景。

タージ・マハルを建立に、22年という歳月と、莫大な費用を費やしてしまった皇帝シャー・ジャハーンは、自分の息子に王位を奪われ、このアグラ城に幽閉されてしまったのだ。

彼は、この牢獄の格子窓から、自分が建てたこのタージ・マハルを毎日眺めながら、亡き最愛の王妃を思いつつ、死んで行ったという。

この国家経済を危うくした霊廟が、現代になって世界遺産として、インドの象徴のように崇められるのだから、何とも皮肉な話である。
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「タージ・マハルからの眺め②」
<<インド>>--アグラ--


タージ・マハルの裏手を流れるヤムナー川の光景。

このヤムナー川の左手はるか彼方に、アグラ城が微かに見える。

タージ・マハルを建立した嘗ての皇帝シャー・ジャハーンは、亡き最愛の王妃ムムターズ・マハルのために、22年という歳月と、世界各地から資材や人材を集めてこの霊廟を建設したため、国家が傾くほどの莫大な費用を掛けてしまった。

そのため、自分の息子に王位を奪われ、彼は息子によって国状を危うくしたとして、アグラ城に幽閉されてしまったのだ。

皇帝は、アグラ城に幽閉された後も、牢獄の格子窓から、自分が建てたこのタージ・マハルを毎日眺めながら、亡き王妃を思いつつ、死んで行ったという。

今は、このタージ・マハルの霊廟に王妃と並んで、彼の遺体も安置されているのである。

正に世界一の費用を費やした恋愛物語と言う事が出来ようか。
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