2010年04月の記事
2010 04/29 13:40
Category : 日記
<<インド>>--アグラ--
翌朝到着した駅構内の光景。
インドの長距離列車の駅はかなり長い。
列車の連結車両数が多いから、必然的に駅も長くなる。
相当歩かないと、駅構内から出る架橋にたどり着かない。
その間、我々の三つのキャリーー・ケースを頭に載せたポーターは、黙々と歩くが、その速さは目を見張るものがある。
我々空身の人間より早く歩くので、着いていくのに苦労するくらいだ。
駅構内には、人間だけでなく、犬もいれば牛もいる。
一体彼等は何処から入り込んでくるのだろう、日本の駅に犬がいれば、ちょっとしたハプニングと言った所だろうが、インドでは日常の光景のようで、誰も気にする人は居ない。
写真では見えないが、牛まで構内をうろつくのだから驚きである。
翌朝到着した駅構内の光景。
インドの長距離列車の駅はかなり長い。
列車の連結車両数が多いから、必然的に駅も長くなる。
相当歩かないと、駅構内から出る架橋にたどり着かない。
その間、我々の三つのキャリーー・ケースを頭に載せたポーターは、黙々と歩くが、その速さは目を見張るものがある。
我々空身の人間より早く歩くので、着いていくのに苦労するくらいだ。
駅構内には、人間だけでなく、犬もいれば牛もいる。
一体彼等は何処から入り込んでくるのだろう、日本の駅に犬がいれば、ちょっとしたハプニングと言った所だろうが、インドでは日常の光景のようで、誰も気にする人は居ない。
写真では見えないが、牛まで構内をうろつくのだから驚きである。
2010 04/22 16:44
Category : 日記
<<インド>>--アグラ--
列車は我々の下車駅であるサウンドラ駅に到着した。
9時間に及ぶ寝台特急列車の旅も、やっと到着と言った感じである。
この間、体調を崩した仲間は、一晩中吐き気に襲われて一睡も出来なかったというから、さぞ苦しかったことであろう。
駅には我々の荷物を、駅構外に停車している車まで運んでくれるポーターが居る。
三つのキャリーー・ケースを頭に載せて運ぶのだから、大したものである。
彼の頭の一番上に載せているのが、私のキャリー・ケースである。
私は10日間くらいの旅なら、この機内持ち込み用のキャリー・ケース一個で済ませてしまうのが常だ。
しかもこのケースの中の2/3位のスペースを、写真やビデオの機材を入れたバックで占めてしまっている。
旅も慣れてくると、不要な物を全て省いて、必要最小限の必需品だけになると言った具合である。
この駅、如何にもローカル駅と言った感じで、やれやれやっと着いたといった気分になったものである。
列車は我々の下車駅であるサウンドラ駅に到着した。
9時間に及ぶ寝台特急列車の旅も、やっと到着と言った感じである。
この間、体調を崩した仲間は、一晩中吐き気に襲われて一睡も出来なかったというから、さぞ苦しかったことであろう。
駅には我々の荷物を、駅構外に停車している車まで運んでくれるポーターが居る。
三つのキャリーー・ケースを頭に載せて運ぶのだから、大したものである。
彼の頭の一番上に載せているのが、私のキャリー・ケースである。
私は10日間くらいの旅なら、この機内持ち込み用のキャリー・ケース一個で済ませてしまうのが常だ。
しかもこのケースの中の2/3位のスペースを、写真やビデオの機材を入れたバックで占めてしまっている。
旅も慣れてくると、不要な物を全て省いて、必要最小限の必需品だけになると言った具合である。
この駅、如何にもローカル駅と言った感じで、やれやれやっと着いたといった気分になったものである。
2010 04/11 09:54
Category : 日記
<<インド>>--アグラ--
再び列車は走り出し、通り過ぎる村の光景が目に飛び込んでくる。
何の変哲も無い沿線の光景だが、何となく懐かしさを覚える村の佇まいなのである。
沿線の脇にはゴミの山が広がり、粗末な家や店の様子が、昔の私が少年だった頃の日本の光景とラップする。
こんな小さな店先の、駄菓子やアイスキャンデーの旗に釣られて、小遣いを握り締めて飛び込んだものである。
少年時代の夏は、絶えず裸足で走り回ったのが懐かしい。
まだ朝が早く、日の出前なので、村に人影が見えないが、朝靄に霞む地方の村の雰囲気が、一層郷愁を思わせるのであった。
再び列車は走り出し、通り過ぎる村の光景が目に飛び込んでくる。
何の変哲も無い沿線の光景だが、何となく懐かしさを覚える村の佇まいなのである。
沿線の脇にはゴミの山が広がり、粗末な家や店の様子が、昔の私が少年だった頃の日本の光景とラップする。
こんな小さな店先の、駄菓子やアイスキャンデーの旗に釣られて、小遣いを握り締めて飛び込んだものである。
少年時代の夏は、絶えず裸足で走り回ったのが懐かしい。
まだ朝が早く、日の出前なので、村に人影が見えないが、朝靄に霞む地方の村の雰囲気が、一層郷愁を思わせるのであった。
2010 04/06 09:30
Category : 日記
<<インド>>--アグラ--
暫くこちらのページはメンテをしなかったが、久々にインドシリーズに戻った。
寝台特急列車が、途中駅で停車した後、再び発車した時の光景である。
踏切には一応遮断機は有るが、踏切の中に入り込んで、我々の列車が通り過ぎるのを待っている男達が居る。
反対車線に列車が来たら危険この上ないが、彼等は列車が滅多に来ない事を知っているのであろう。
現代の日本では、とても考えられない光景で有るが、私が子供の頃は、線路を横切る道には遮断機すらなく、線路道を歩いて近道をし、列車が来るかどうかを線路に耳を当てて確認したものである。
時には川に架かる鉄橋の途中で、列車がやって来るのを確認して、慌てて川に飛び込んだ事すらあった。
こんな光景を眺めていると、そんな少年時代が懐かしく思い出されたものである。
それにしても踏み切りで待っているトラクターや軽トラックの荷台には、労働者らしき男女が乗っているが、これから何処かの作業場に向かうのであろうか。
暫くこちらのページはメンテをしなかったが、久々にインドシリーズに戻った。
寝台特急列車が、途中駅で停車した後、再び発車した時の光景である。
踏切には一応遮断機は有るが、踏切の中に入り込んで、我々の列車が通り過ぎるのを待っている男達が居る。
反対車線に列車が来たら危険この上ないが、彼等は列車が滅多に来ない事を知っているのであろう。
現代の日本では、とても考えられない光景で有るが、私が子供の頃は、線路を横切る道には遮断機すらなく、線路道を歩いて近道をし、列車が来るかどうかを線路に耳を当てて確認したものである。
時には川に架かる鉄橋の途中で、列車がやって来るのを確認して、慌てて川に飛び込んだ事すらあった。
こんな光景を眺めていると、そんな少年時代が懐かしく思い出されたものである。
それにしても踏み切りで待っているトラクターや軽トラックの荷台には、労働者らしき男女が乗っているが、これから何処かの作業場に向かうのであろうか。