2009年12月の記事
2009 12/31 22:18
Category : 日記
<<インド>>--ヴァラナシ--
向かい側の二段目のベットで寝ていた男の子。
私のベットの前には、インド人の家族が寝ていた。
一番下にご主人、二段目がこの男の子で、三段目に奥さんが寝ている。
この子も安眠出来ないらしく起きていたので、私がカメラを向けたらびっくりした所をパチリ。
彼の頭の上の天井の高さからして、如何に私がその高さの低さに苦労したか想像出来るだろう。
ベットから起き上がる時に、頭が天井につかえてしまうのが、如何に苦しいことか、この時始めて知った次第である。
日本のカプセルホテルでさえ、こんな低い天井は無いのではないだろうか。
しかし冷房付きの寝台車に乗れる人は、インドでは富裕層である。
我々の乗る二等寝台車の隣に連結している三等車は、冷房無し、ベット無しの、鉄格子の嵌まったような窓の付いている劣悪な環境なのだから。
向かい側の二段目のベットで寝ていた男の子。
私のベットの前には、インド人の家族が寝ていた。
一番下にご主人、二段目がこの男の子で、三段目に奥さんが寝ている。
この子も安眠出来ないらしく起きていたので、私がカメラを向けたらびっくりした所をパチリ。
彼の頭の上の天井の高さからして、如何に私がその高さの低さに苦労したか想像出来るだろう。
ベットから起き上がる時に、頭が天井につかえてしまうのが、如何に苦しいことか、この時始めて知った次第である。
日本のカプセルホテルでさえ、こんな低い天井は無いのではないだろうか。
しかし冷房付きの寝台車に乗れる人は、インドでは富裕層である。
我々の乗る二等寝台車の隣に連結している三等車は、冷房無し、ベット無しの、鉄格子の嵌まったような窓の付いている劣悪な環境なのだから。
2009 12/29 09:43
Category : 日記
<<インド>>--ヴァラナシ--
我々が乗った二等特急寝台車の内部の様子。
これからヴァラナシからアグラまでの乗車時間約9時間を、この狭い寝台車の中で過ごさなければならない。
向かって左側の窓越しの寝台は、二段ベットであるが、我々3人は右側の三段ベットに寝なければならないのだ。
体調を崩した仲間を一番下のベットに寝かせ、私は二段目に陣取り、もう一人の仲間を最上階の三段目とすることにした。
二段目、三段目のベットに上がるのには、右側の鉄梯子を登らなければならず、まるで戦艦の中に居るようであった。
一段目と二段目のベットの上部の間隔は比較的余裕が有るが、二段目が一番狭く、何とも窮屈でベットに潜り込むには、頭が上のベットに支えてしまい、腹ばいになって横にならなければならなかった。
一番下に寝た体調を崩した仲間は、一晩中吐き続けてトイレの往復をしたと言うから、何とも気の毒な事であった。
私は昼間の疲れと適度の列車の揺れが心地良く、冷房も効いており、意外と安眠出来たのであった。
我々が乗った二等特急寝台車の内部の様子。
これからヴァラナシからアグラまでの乗車時間約9時間を、この狭い寝台車の中で過ごさなければならない。
向かって左側の窓越しの寝台は、二段ベットであるが、我々3人は右側の三段ベットに寝なければならないのだ。
体調を崩した仲間を一番下のベットに寝かせ、私は二段目に陣取り、もう一人の仲間を最上階の三段目とすることにした。
二段目、三段目のベットに上がるのには、右側の鉄梯子を登らなければならず、まるで戦艦の中に居るようであった。
一段目と二段目のベットの上部の間隔は比較的余裕が有るが、二段目が一番狭く、何とも窮屈でベットに潜り込むには、頭が上のベットに支えてしまい、腹ばいになって横にならなければならなかった。
一番下に寝た体調を崩した仲間は、一晩中吐き続けてトイレの往復をしたと言うから、何とも気の毒な事であった。
私は昼間の疲れと適度の列車の揺れが心地良く、冷房も効いており、意外と安眠出来たのであった。
2009 12/24 10:40
Category : 日記
<<インド>>--ヴァラナシ--
約1時間余りの遅れで、夜行列車がやっと到着した。
10時発の列車なのに今到着したのだ、それでもまともに来たから良しとしようか。
これより、ヴァラナシからアグラ迄の乗車時間は約9時間である。
それにしても、何とも汚く物々しい格好をした列車だろう。
先頭車には、特別急行列車なので、線路上の障害物を除去したり、運転席を保護するための防護柵が施されている。
我々の乗車する二等寝台車は、一体どんな仕組みになっているのだろう。ちなみに三等車は寝台車ではなく、4人向かい合わせの座席であると言う。
長時間座席に座ったままで、夜を明かすのはさぞ辛い事だろうと思うが、乗車賃を安く済ますための、庶民には仕方の無い事だろうと、同情を禁じ得ないのであった。
約1時間余りの遅れで、夜行列車がやっと到着した。
10時発の列車なのに今到着したのだ、それでもまともに来たから良しとしようか。
これより、ヴァラナシからアグラ迄の乗車時間は約9時間である。
それにしても、何とも汚く物々しい格好をした列車だろう。
先頭車には、特別急行列車なので、線路上の障害物を除去したり、運転席を保護するための防護柵が施されている。
我々の乗車する二等寝台車は、一体どんな仕組みになっているのだろう。ちなみに三等車は寝台車ではなく、4人向かい合わせの座席であると言う。
長時間座席に座ったままで、夜を明かすのはさぞ辛い事だろうと思うが、乗車賃を安く済ますための、庶民には仕方の無い事だろうと、同情を禁じ得ないのであった。
2009 12/19 11:26
Category : 日記
<<インド>>--ヴァラナシ--
我々の待っているホームと反対側のホームに停車している列車は、一向に動く気配が無い。
列車には人が乗っているから、やがて発車はするのだろうが、もう一時間も停まり切りである。
こちらの列車は定刻を一時間も過ぎようとしているのに、一向に来る気配が無い。
しかしホームで待っている乗客は、我々を除いて、別にいらいらする様子も見せずじっと待っているのだから、インドではこれが当たり前なのだろう。
相変わらず、線路の間には男が一人、何もせずに呆然と立っているのだから不思議である。
我々の待っているホームと反対側のホームに停車している列車は、一向に動く気配が無い。
列車には人が乗っているから、やがて発車はするのだろうが、もう一時間も停まり切りである。
こちらの列車は定刻を一時間も過ぎようとしているのに、一向に来る気配が無い。
しかしホームで待っている乗客は、我々を除いて、別にいらいらする様子も見せずじっと待っているのだから、インドではこれが当たり前なのだろう。
相変わらず、線路の間には男が一人、何もせずに呆然と立っているのだから不思議である。
2009 12/11 17:04
Category : 日記
<<インド>>--ヴァラナシ--
夜のプラットホームを巡回して廻る警官の姿。
座席に座ってのんびりと一休みと言った所だろうか、それとも座席に置いてあるダンボールを不審物と見て、覗き込んでいるのか。
インドの駅には、テロを警戒してなのか、やたらと構内のあちこちに銃を持った警官がたくさん居る。
ムンバイでテロ事件があった後だからなのか、それとも何時もそうなのか、駅だけでなく至る所で銃を携帯した警官が多いのだ。
こんな様子からしても、日本は本当に安全な国なのだと痛感するのである。
インドは隣接するパキスタンとの対立抗争も耐えない国だから、特に大都市では、常にテロの脅威に晒されているのかもしれない。
夜のプラットホームを巡回して廻る警官の姿。
座席に座ってのんびりと一休みと言った所だろうか、それとも座席に置いてあるダンボールを不審物と見て、覗き込んでいるのか。
インドの駅には、テロを警戒してなのか、やたらと構内のあちこちに銃を持った警官がたくさん居る。
ムンバイでテロ事件があった後だからなのか、それとも何時もそうなのか、駅だけでなく至る所で銃を携帯した警官が多いのだ。
こんな様子からしても、日本は本当に安全な国なのだと痛感するのである。
インドは隣接するパキスタンとの対立抗争も耐えない国だから、特に大都市では、常にテロの脅威に晒されているのかもしれない。
2009 12/05 20:41
Category : 日記
<<インド>>--ヴァラナシ--
また一人線路伝いに男がやって来た。
彼が来たのは、列車が来るのと反対方向からである。
どうも様子からして、列車待ちの乗客ではなさそうである。
彼はホームのずっと先の線路の方から来たから、何処からか線路に入り込んでやって来たようである。
彼の目的は、一体何なのか首を傾げるシーンであった。
彼の行動を、ホームに居る乗客も、一向に驚く気配も無く気にも留めないのは、こういった光景が日常茶飯事の事なのであろう。
余談だが、インドの鉄道はレールの幅の間隔がかなり広いから、高軌道なのであろう。
また一人線路伝いに男がやって来た。
彼が来たのは、列車が来るのと反対方向からである。
どうも様子からして、列車待ちの乗客ではなさそうである。
彼はホームのずっと先の線路の方から来たから、何処からか線路に入り込んでやって来たようである。
彼の目的は、一体何なのか首を傾げるシーンであった。
彼の行動を、ホームに居る乗客も、一向に驚く気配も無く気にも留めないのは、こういった光景が日常茶飯事の事なのであろう。
余談だが、インドの鉄道はレールの幅の間隔がかなり広いから、高軌道なのであろう。