「スレイマニエ・ジャミイ」
<<トルコ>>--イスタンブール--


イスタンブールの旧市街に聳えるモスクの偉容。
ガラタ橋を渡って、旧市街に出たバスターミナルの前に、堂々とこのモスクは立っている。

オスマン帝国の絶頂期にあって壮麗王と呼ばれた偉大なスルタン、スレイマン1世のモスクである。
天才建築家スイナンの手による最高傑作としても名高く、旧市街の一番高い所に立つその姿は、オスマン帝国時代の象徴とも言われる存在である。

イズニック・タイルとステンドグラスで飾られた礼拝堂の内部は壮麗であり、モスクの奥にはスレイマン1世と愛妻ロクセラーナの霊廟が有る。

トルコのモスク(教会)建築の技術は世界でも屈指であり、エジプトのシタデル・モスクもトルコの建築家の手になる物だと言うから驚きである。