「川越祭り�G」
> -川越-


交差点での引っ曳わせ(ひっかわせ)の光景。

夕暮れが迫り、祭りも段々と熱気を帯びてくる。

山車と山車がすれ違う時、お互いに囃子と踊りの競演をし相手の方に引き込まれてしまった方が負けで、道を先に譲る所から、この名前が付いたようだ。

この時はこの2台の他に、前方からも右からも後ろからも山車が近付いて来ており、私の立っている場所は、身動きの取れない混雑であった。

もっと右に寄れば、2台の山車の競演の様が撮れるのだが、カメラを高く掲げ、モニターで画像を確かめながら撮るのが精一杯であった。

この交差点から後ろの方が、電柱の無い蔵造りの街である事が、はっきりお分かりいただけるであろう。