今風な書きかた
fontタグやcenterといったタグを使うのももちろんいけますが
最近はこれらはレガシーなタグとされ、CSSで指定することが流行りです。
style=""で各タグにCSSを設定できることはご存知かと思いますが、これを使います。

<font color="#ff0000">赤い文字です</font>
これと
<span style="color:#ff0000;">赤い文字です</span>
これは表示結果としては等価です。

<span>タグというのは、範囲を指定するというだけの意味のタグです。
同様のタグに<div>というものもあります。
(両者の差異は、インライン要素とブロック要素という話ですが、これはまたの機会に)

style=""の中身はデザインの変更で普段使っているCSSそのままの記法です。
さらに赤い文字で、かつ文字サイズを拡大したいならば
<span style="color:#ff0000;font-size:120%;">赤くて大きい文字です</span>
等記述すればそうなります。

さらに太字にしたい場合、レガシーなHTMLでは<b>太字</b>としましたが
これらもCSS的に指定することが可能です。
CSSで太字=bold指定はfont-weightプロパティで指定できます。
赤文字同様spanなどを使い
<span style="font-weight:bold;">太字です</span>
と、すれば太くなります。

さらに両者を合わせて赤くて太文字で文字サイズを標準常態から拡大(この例では120%に)する場合は、

<span style="color:#ff0000;font-size:120%;font-weight:bold;">赤くて太くて120%の文字</span>

と、すればいけます。

このようにstyle=""ではいくらでもCSSが書けますので、やろうと思えばたいがいのことは可能です。


font等は別にXHTMLで使用禁止になったわけではありませんし
こちらのほうが楽な場合それでいいとは思います。
ですが、CSSを使いこなせるならテンプレートと同様の記法で全て書くことも可能ですよということで書いてみました。
まあたいしたことをするわけでもないですし、書きやすいほうでいいと思います。