2010年10月の記事


欲しかったもの
欲しかったものは

「大丈夫だよ」と

繋いでくれる手だった

欲しかったものは

強く抱きしめてくれる腕だった

欲しかったものは

何も言わなくても

君がそばに居てくれることだった
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貴方の背中
どうしてだろ・・・・

君のうしろ姿は
いつも寂しそうだった

君はわたしより
幸せで

君はわたしより
何もかもに恵まれていたよね

そして君は
わたしよりはるかに大人だった

だから

嫌いだった

だけど・・・

いまも

忘れられない
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夕暮れの駅
心がゆれないように

心が寒くならないように

ゆっくりと階段を上がる

君とよく待ち合わせしたこの駅も

いまは

思い出と北風だけが揺れている

それでも・・・

悲しいほど

夕焼けがまぶしかった・・・
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ひとつぶの涙
わたしが涙を流すのは
共感と感動と
人の悲しみを知ったとき

自分の心の中の
悲しみや
怒りや
悔しさでは
涙ひとつもこぼせやしない

まして恋の涙など
とうに枯れてしまっている

乾いた目に
目薬を一滴

たった一粒の涙
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馬鹿な女
あなたの
やさしさを
どうか
わたしに下さい

あなたのやさしさが
たとえ偽りでも

わたしは素直に
騙されましょう

わたしは
騙すより騙されたい

賢い女より
馬鹿な女でいることが

あなた好みの女で
いることが

あなたのやさしさに
結びつくのなら・・。
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恋の自傷行為
恋をするたび
傷ついて

恋をするたび
心を病んでいく

それならば
恋などせずにいればいい

苦しい恋を好むのは
ただ自分の傷を深くするだけ

心の自傷行為は
体を傷つけるより
やっかいな心の病
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