アルスの日記

まず最初のネタは、相模鉄道本線と東急東横線の相互乗り入れについて起こりそうな事態を書かせていただきます。

まず、相模鉄道ですが、2015年4月からJR東海道線(予測)に、2019年4月から東急東横線(予定)と相互乗り入れ運転を開始するそうです。
そして東急東横線ですが、2013年03月中旬～下旬(公式では何月に乗り入れを開始するかは未発表の情報ですが、信ぴょう性はありそうなので書かせていただきました。)に東京メトロ副都心線と相互乗り入れを開始する予定となっています。

東京メトロ副都心線では小竹向原駅より東で、開業当初からつい最近までは東京メトロ有楽町線と平面交差を行っていたため、電車の本数がこれ以上増やせない状態となっていました。
また平面交差のため、どうしても電車遅延が発生しやすく、他路線にもかなり影響が出ていました。
西武線はその影響を最小限に抑えるため、東京メトロ副都心線･有楽町線が遅れ始めるとすぐに直通運転を中止するのですが、東京メトロの遅延が頻繁に起こっていたため、しょっちゅう直通運転を中止し、あまり直通の利点が生かされていませんでした。

そこで東京メトロは、平面交差だった場所を立体交差にするための工事を現在実施中です。
今年度中には工事を完了させる予定だそうです。


さて、話を戻しますが、東横線･相模鉄道･JRが全て相互直通になったらどうなるのでしょうか。

まず、東海道線と直通運転を行っている湘南新宿ラインは、東海道線のほかにも横須賀線･宇都宮線･高崎線にも直通運転を実施しており、池袋～大崎間は埼京線と同じ線路上を走っています。

埼京線は川越線･りんかい線と相互直通運転を行っており、川越線は八高線とも相互直通運転を実施しています。また、埼京線は池袋～大崎間は山手線と並走しています。なお、山手線は品川～田端間は京浜東北線と並走しています。

京浜東北線は、王子～大宮間は高崎線･宇都宮線･湘南新宿ラインと並走しており、東京～品川間は東海道線･横須賀線と、品川～鶴見間は東海道線と、鶴見～横浜間は東海道線･横須賀線と並走しており、東神奈川からは、横浜線･根岸線と同じ線路上を走っています。

東急東横線は、東京メトロ日比谷線･東急目黒線･みなとみらい線と相互乗り入れを実施していますし、東急目黒線は東横線のほかに、東京メトロ南北線･都営三田線とも相互乗り入れを実施しています。

東京メトロ南北線は、東急目黒線のほかに埼玉高速鉄道とも相互乗り入れを実施しています。

東京メトロ日比谷線は東急東横線のほかに、東武スカイツリーラインとも相互直通運転を行っていますし、東武スカイツリーラインは東京メトロ半蔵門線とも相互乗り入れを実施しています。

東京メトロ半蔵門線は東武スカイツリーライン以外にも東急田園都市線とも相互直乗り入れを実施しています。

東京メトロ副都心線は開業当時から、東武東上線･西武池袋線と相互直通運転を開始していますし、小竹向原から西は東京メトロ有楽町線と同じ線路上を走っています。

西武池袋線は西武秩父より西から、秩父鉄道と相互直通運転を実施しています。また、西武鉄道では枝分かれしている全ての路線にそれぞれの路線名がついており、まず、西武池袋線は池袋～吾野間の路線のことを言います。
西武池袋線から枝分かれする路線は、練馬～豊島園間が西武豊島線、練馬～小竹向原間が西武有楽町線、吾野～西武秩父間が西武秩父線、西所沢～西武球場前間が西武狭山線となっています。

このことを踏まえて、
JRの八高線･川越線･埼京線･宇都宮線･高崎線･湘南新宿ライン･東海道線･横須賀線･
東京臨海高速鉄道りんかい線･秩父鉄道･埼玉高速鉄道･都営三田線･
西武鉄道の池袋線･有楽町線･豊島線･狭山線･秩父線･
東武鉄道の東上線･東武スカイツリーライン･
東京メトロの副都心線･有楽町線･日比谷線･半蔵門線･
東京急行電鉄(東急)の東横線･目黒線･田園都市線
相模鉄道の相模線･相模本線･いずみの線
のいずれかの鉄道が運転見合わせや遅延した場合、上記全路線に影響が出てしまいます。

また、山手線の池袋～大崎間で人身事故等が発生した場合も湘南新宿ライン･埼京線を始めにして全ての路線に影響が出てしまいます。

京浜東北線の大宮～横浜間で人身事故等が発生した場合も影響が出ます。

乗り換えしなくて良くなるので便利になるとは思うのですが…そういう面では正直なところ不安ですね

P.S.(2013/05/30)
東急東横線と相互乗り入れをしていた各路線ですが、福都心線と直通するに当たってみなとみらい線以外、乗り入れは廃止しましたね…(^_^;)
なので、上記に書いたほどの混乱は起こらなそうです。
また、相模鉄道のJRへの直通ですが、工事にミスがあったらしく、直通は2018年度中に延期する、とのことです。