浦安.COM総合研究所 02秋シーバスダービー参戦記 その三
連続ボーズを何としてでもストップしたい。その思いは天に通じるのだろうか?

2002.9.24
18:45〜19:45

ネット裏に出撃するが、波が高くテトラを超えて飛沫が舞う。
多少荒れていた方がシーバスには良いが、濡れ鼠はご勘弁。来た道をそのままUターン。次に目指すは相変わらずのマリーナ。
マリーナに着くとやはり波は無い。タックルを担いで鉄鋼団地に入りテクトロを開始。
鉄鋼団地に横付けされた貨物船周りをキャストで狙うがバイトも無し。伝平橋まで再びテクトロで移動。
伝平橋には先客が数名。そのうちの一名が私の方に向かって歩いてきた。
『すみませんがペンチのようなものお持ちじゃないですか?』
『どうしたんですか?』
『ルアーのフックが曲がってしまったんです』
『どうぞ』
と、フィッシングプライヤーを渡す。キャストしてリトリーブしながら、ふと作業を確認すると、信じられない事にスプリットリングオープナー部分でテールアイを挟んで直している。
『ダメ〜!先端使っちゃ!!!!!』
既に手遅れ…スプリットリングオープナー部分が潰れている。物凄いショック!買ったばかりのフィッシングプライヤーがお釈迦である (T◇T) ←超大泣き
フィッシングプライヤーを取り上げ曲がったテールアイを修正しながら
『釣れました?』
と聞いてみると
『ええ50cm丁度を釣りました。その時に曲がっちゃったんです。』
どのような遣り取りをすればテールアイが曲がるのか分らないが嬉しそうに話す相手に文句も言えなくなってしまった。
帰り際
『頑張ってね』
と声を掛けると
『は〜い』
と返事が帰って来た。
今日はついていない…ヘッドライトの電池が切れ、スプリットリングオープナー部分がどの程度潰れているかが確認出来ない。
照明を付けている工場まで移動し灯りの中で潰れ具合を見てみると、致命的な潰れ方である。
動揺し暫し呆然とたたずむ。まあ使い方を言わなかった私も悪いのだが、まさか破壊されるとも思わなかった…
気落ちした気持ちのまま、灯りに照らされた水面にキャストすると、いきなりヒット。上がってきたのは51cmのシーバス。



釣れたシーバスをよく見てみると、ベリーフックがしっかりと口に刺さっているが、何かもう一本フックが口に刺さっている。確認してみるとそれはテールのダブルフックが折れ、それがそのまま残っていたのだ、危ないところであった。
写真を撮ろうとした瞬間、工場の明かりが消えた。暗闇の中手探りでスケールを当て写真を撮り、リリースとした。

灯りが無くては思っても見ないトラブルに見まわれる可能性が高い。
シーバスが明かりの中でヒットしたと言う事は活性は間違いなく高いのだが、怪我やルアーをロストしたりしたら元も子もない。残念だが諦めて帰宅の途に着いた。


★今回の収支★

★費用
☆全走行距離:(会社〜ネット裏〜マリーナ) 約2.5km
☆ガソリンの燃費と費用:帰宅途中なのでタダ
☆釣り具代:ロスト及び使用し再利用不可能な道具 \5000− フィッシングプライヤーを破損 (T_T)

☆雑費:\0−
★合計 \5000−

★釣果
☆バイト数回 ヒット1 ゲット1 51cm

★タックル
☆ロッド・・・・・・オーシャンブルー ベイスペシャル8”8
☆リール・・・・・ザウバーVS1000Zi
☆ライン・・・・・PE0.8号
☆リーダー・・・フロロカーボン4号をFGノットshinjiスペシャルで結束。その先にダブルクリンチングノットでスナップを結束。
☆ルアー・・・・サイレントミノー(イエローバック) アスリートF7(イエローバック:ヒットルアー)