勝浦 長浦釣行記
メタルジグ その動きがイメージできた。釣果には恵まれなかったがそれだけ
でも価値のある釣行だった。
2000.7.22
02:00
  外房でカンパチがルアーで上がっているそうである。それもサイズが50cm
  近い大きさだそうだ。
  『思い立ったが吉日』と言う訳で、自宅を出発。
  さて、何処に行こうか? 釣れているのは黒鼻らしいが、残念ながら行った
  事が無く詳細の場所が分からない。対面の勝浦でも釣れているらしいので、
  勝浦に向かう。
04:00
  勝浦漁港到着。漁港入り口にはロープが張られており、立入禁止。路上に
  車を止め、墨名堤防先端に入る。
  今日は、メタルジグと弓角で挑戦。ルアー釣行はタックルが少なくて良い。
  これが餌釣りだと、ブクだの仕掛けだのとキャリアで運ばなくてはならず
  大変である。
  墨名堤防先端に着き早速メタルジグを投げる。
  数投目に『コン』と言う魚信と共に『ギューン』と竿先を持っていかれる。
  が直ぐにばらす。青物と言うよりシーバスの感じ。今日はシーバスには興
  味が無いので惜しくは無い。
06:00
  弓角・メタルジグ共に魚信が出ない。空も明るくなってきて今日はお終い
  と言う感じである。
  しかし、太陽を背にして投げるメタルジグは最高に気分が良かった。
  時折、投げ釣りの人が思いきりしゃくっている私を興味深げに観察してい
  る。その気持ちわかるんだな〜。だって私でさえ始めて鹿島で菅生さんが
  しゃくっているのを見て驚いたものだったし。
  今回使用したロッドは、チームTAFFの会長である橋本氏から頂いたブロ
  ーショットGS-120。リールはアルテグラ6000にPE4号を巻いてある。メ
  タルジグはファントム�U40g等。今日は調子が悪く80m以上飛ばせない。
  釣れない予感がしたが、せっかくなので、メタルジグの泳ぎの練習と思い
  投げまくる。ジャーク&ジャーク・ジャーク&フォール・早引き・ボトム
  バンピングを試す。何度か繰り返すうちに魚は釣れないのだが、メタルジ
  グの泳ぎがイメージできる様になってきた。
  ルアー釣りではこのイメージが重要なのである。
  今では、ワームやミノーの泳ぎはイメージでき、魚を掛ける自信が出来た
  が、メタルジグだけは苦手だったのである。
08:30
  ナブラも立たず、鳥山も無し。残念ながら今日はボーズの様だ。
  勝浦名物の朝市を見に行くことにした。
  カツオやマグロなど、生の海産物が並んではいるが、鮮度が気になる。
  何時もの様に、朝市を離れ鮮魚店に向かい、新鮮なカツオを購入した。
09:30
  勝浦を離れ帰宅の途に向かうものの、やはり不完全燃焼。
  『そうだ!長浦でワカシ釣って帰ろう』
  急遽行き先を自宅のある柏から、長浦に変更する。
11:00
  長浦到着。ロッドを携え排水溝に向かうが、どうも様子がおかしい。
  現地に着いても、ワカシを狙っている釣り人がいない。
  それでも弓角を引くが魚心が全くでない。
  胡椒鯛狙いの常連さんに聞くとワカシは終わったと言われた。
  そうだよね、今まで居たのが不思議なくらいだったから。
12:30
  粘って見たものの居ない魚を相手に勝負は出来ない。
  帰宅の途につく。

釣れる釣りばかりが釣りでは無い。釣れなくても次に繋がる釣りもあるものだ。
それが分かっただけでも実りのある釣行だった。

*今回の収支*
   全走行距離(柏〜勝浦〜長浦〜柏) 240km
   ガソリンの燃費:7.5km/l ガソリンの価格\101/l よって約\3200-
   高速料金 穴川〜市原 千葉南〜千葉北 \1050-
   釣り具代 ロスト及び使用し最利用不可能な道具 約\500-
   雑費 飲み物・食費・御土産・その他 約2500-
   合計 \7250-
   
   釣果
   ボーズ

   タックル(ルアー)
   ロッド:スミス ブローショットGS-120
   リール:アルテグラ6000
   ライン:PE4号
   ショックリーダー:フロロ6号
   ルアー:ファントム�U40g他

   タックル(弓角)
   ロッド:アルファータックル プロサーフAll-Sic 400-25
   リール:アルテグラ4000
   ライン:PE1.5号
   力糸:PE3号
   錘:スキップバニーフロート20号 ジェット天秤20号
   弓角:パールホワイト