人間は何でも食べたほうがいいのか?
人間は雑食性で、肉類や穀類、野菜などさまざまなものを消化することができます。しかし、特定の栄養素を偏食すると、健康を害する可能性があります。そのため、さまざまな食材をバランスよく摂取することが大切です。

【ポイント】
栄養素は単独で働くのではなく、栄養素同士が複雑に関係し合って役割を果たしています。
栄養を効率よく吸収したり利用したりするためには、多くの栄養素をバランスよく摂ることが大切です。
偏食をすると、特定の栄養素のとり過ぎや、体に不可欠な栄養素の不足につながり、健康を害することがあります。
1日3回の食事や間食に毎日食べるといいものをバランス良く取り入れ、適量を摂取しましょう。
食事には、健康を維持・増進し、また疾病の予防・治療に必要な栄養素を過不足なく摂取するという栄養学的側面のほか、食習慣や食文化をみたし、心の豊かさや満足感を得るとともに、人間関係やコミュニケーションの形成に役立つなど、QOLや社会性を高める側面があります。