ひな祭り
娘が生まれた時、実家からお雛さまが届いた。
段飾りの大きいもの。
小さいケース入りのがいいと言ったのに
田舎の人はそうはいかない。
住宅事情も考えず・・^^;

1年目、部屋の半分以上を占領したお雛さま。
猫が喜び駆け上がり、毎日その修復に追われた。

2年目、前年の写真を見ながら何とか組み立て。
今度は娘がおもちゃに・・・

3年目、、面倒で親王飾りだけ出した・・・が
娘が怖がって毎日引きつけ起こしそうに泣く。
とうとう実家に預けた。

そのまま・・・
20年以上・・・日の目を見ることもなく、どうなってるかも分らない。

私は子どもの頃、毎年母と一緒にお雛さまの飾りつけをしていた。
母の実家から贈られた私のお雛さまは母の自慢。
当時5万円というのはいいものだったらしい。
そんなお雛さまに
悪い事もしていた。
お雛さまの首を抜いて入れ替えて遊んでた・・・
祖母に「首なんか抜いたらそんな死に方する!」と叱られ
その言葉にびびってそれからはやめた。

私のお雛さまは私が嫁いでも娘が大人になるまで毎年飾られ、十分役目を果たした感じ。
娘のお雛さまはかわいそう。
娘に縁がないのはそのためかもしれないね。