ふたりの日記帳

wrote A162040 2009 07/28 20:23

携帯のスイッチを、今日はわざと切っていたあなた。
そんなことも私は知らず、いつものように
鳴らない携帯を握り締め不安を感じていました。

充電し忘れたの？忙しいのかな？朝寝坊したのかな？
そんな事を思いながら支度を済ませ会社に向かいました。
不安な気持のままですから
いつもの笑顔になどなれません。

何かあったのかな？どうしたんだろう？
そんな事を思いつつ仕事は淡々とこなしましたが、
心配になってお昼休みに私から電話をしてみると・・・

電波の届かない場所にあるか
電源が入っていない為かかりません。
何て悲しいアナウンス。
寂しくて切なくて涙目になりました。

ねえ、また意地悪してるの？それとも？
職場に１人きりなので
午後から気持もすっかり滅入り気味でした。
ただの意地悪だとしても悲しいものは悲しいのです。

仕事が終わる頃にイヤホンマイクをつけて
帰りの支度をしていました。
何となくかかってきそうな予感がしたからです。
ああ・・・私の予感は見事的中しました！
着信音のアメイジンググレイスが鳴り響きました。

「もしもし、なんちゃん？どうしたの？」
「葉月、意地悪してごめんよ。もう大丈夫だよ。」
「やっぱりそうだったの？なんちゃんたら。 (; ;)」
「振り向かせたくて。葉月を泣かせたんだよ。」
「ねえ、本当に寂しかったんだから。」
。°°・(;>_<;)・°°。
安堵感でいっぱいになり涙が溢れました。

なんちゃんは愛情を確かめ合うために
このような小さな意地悪を偶にするのです。

でも２度あることは３度目があるのよね。(;^_^A　
次に泣かされるのはいつになるのでしょう。