今だに腑に落ちない
義兄を7月の30日に見たときあまりの痩せ方と衰弱に愕然としました。
「痩せましたね」って口に出せませんでした。

夜、早速義姉にその事を言ったら町医者から県立の病院に紹介状を
書いてもらって8月3日に診てもらう事になっているとの返事でした。
その時は食べ物も食べないし水も飲めませんでした。
とんぼは当然3日に即入院と思っていました。
一般的な検査で異常がないとの事。9日に胃カメラを飲むと言います。
度々家に見に行くのですが見るたびに弱って声も弱々しく
ベットにベタット寝ていました。

9日の胃カメラ検査・・14日に胃カメラ検査の結果異常なし・・
だけど一ヶ月に15キロも体重が減るのと腰が痛いので
ベッド待ちで検査入院をしましょうに・・・なりました。
175センチなのに体重が45キロガリガリです。
一向にベッド空きが来ません。イライラしました。
町医者からも催促をしてもらってやっと25日に入院しました。

26日(金曜日)に見に行くと点滴もない・・・義姉に聞いたら結果が
出ていないので点滴も薬も何もないって。。。
土日が入るのにそのままの状態でした。
29日にCTを撮ってすい臓がんで余命3ヶ月の結果でした。
その週の金曜日に血圧が下がって危篤状態になり延命処置で後3日と
告げられ4日後の9月6日に亡くなりました。

先生・・なぜすぐにCTを撮らなかったのですか?
所見でこれは命に関わるほどの衰弱に見えませんでしたか?
素人の私でさえ分りましたよ。
ご自分の家族でもこの状態にしておきましたか?
何も難しいことを言っているわけじゃない。。基本的な事を
横において数字だけの検査に頼っていませんか。

そしてまだ腹が立つこと・・・
ベットには主事医と担当医の名前が書いてあるのに回診に来るのは
違う先生ばかりだったそうです。。。

すい臓がんは発見が難しいと聞いています。分った時は
手遅れの状態が多いそうです。
7月に病名が分ってそれなりの治療をしても難しかったと思います。
だけど・・・少しでも治療を納得出来るようにして欲しかった
と思います。
議会で溌剌としていた義兄があまりにも可哀想になりました。

亡くなって3週間が過ぎました。
笑顔の遺影を見る度に残念な気持ちになります。
腑に落ちない医者の対応にまだ納得できません。