2009年06月の記事


事故
先日、自宅に帰宅中、国道3号線植木付近で自動車事故の直後に遭遇した。
私が遭遇した時は、救急車・警察・レスキュウ隊はまだ到着していなかった。
事故現場には近くに住む野次馬が殺到していて、騒然としていた。
事故を起こした車内には、運転手と助手席の二名が閉じけられていた。
現場近くに住む看護師が閉じ込められた二名の応急処置を行っていた。
助手席に乗っていた女性はまだ息があった。
運転手は心肺停止の状態だったので、看護師が心肺蘇生を施していた。
私が現場に来て5分程したところで、やっと救急車が到着。
車内に閉じ込められた二名の救出が行われた。
車は電柱にノーブレーキで激突していたため、車の前は完全に潰れていた。
救出は難航した。
運転手と助手席の人は完全に挟まれた状態で引き出すことが出来ない。
救急隊が車のドア横の柱をカッターで切断することを決断。
私も切断された柱を横に広げるのを手伝った。
しかし、運転手の左足が潰されたエンジンとラジエターに挟まれていたため、引き出すことが出来ない。
そこで、潰れたエンジン部分をワイヤーで引っ張ることになる。
そんな中、運転手の心肺蘇生は行われている。
緊迫した状態が続く。
レスキュウ隊の車で事故車を引っ張る。
鈍い音をさせながら事故車のエンジン部分は広がっていく。
やっと運転手を救出することが出来た。
助手席の女性はその5分前に救出されていた。
こんな事故には滅多に遭遇することはない。
運転手と助手席に乗っていた二名が助かるように心に思った。
次の日のニュースで昨夜の事故を報道していた。
運転手は残念ながら助かることが出来なかった。
助手席の女性は意識不明の重体。。。
人の命は尊い。
事故の原因はブレーキ痕なかったことから、居眠りではないかということだった。

追悼の意をこめて。
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