時効でしょう。
昨日、火曜日の「プロジェクトX」と何曜日か忘れたけど「フジコ・ヘミングの軌跡」をビデオに撮っておいたのを見た。

「プロ〜」は群馬交響楽団の第九のお話。
はぁ〜……やっぱ第九はええのぉ。

「フジコ〜」は途中までしか見てないんだけど…

はぁ〜…やっぱクラッシックはええのぉ…


ふと、さいき第九最後の2年を過ごした時間を思い出した。
大分の人にしか分かり辛い話題で申し訳ないが、南海病院という佐伯では大きな総合病院があり、そこの看護学生と一緒に年末第九を歌う、という会があった。
看護学生は何故か必修であったため、中にはやる気のない学生も多かったが、その年のソロに「森久美子さん」がいらっしゃるのと、大分出身で他県の大学に行っているSくん(同級生だった)が何故か(失礼?)人気で、なんとか本番を迎えた。また、大分市から通っている人はごくわずかで、練習に行っても話し相手もおらず孤独だったが、後半では話の合う友達もできた。


次の年はさいき第九最後の年だった。学生さんも、一年違えばこうも違うのかと思うほど、まじめな子ばかりでやりやすかった。
辛いこともあったが、とにかく最後だという気合からか本番のエネルギーたるやものすごいものがあった。
半数が素人(看護学生)という団体の割には、なかなか、いやかなりいい出来だったと思う。
もちろんプロ(?)の団体には負けるけど。

この2年間、幸せだった。
それは、この時間を共有したある人がいたから。
そのひとと一緒にいられるだけでよかった。
その人と出会わなければ、あの時の私は音楽を捨てていたと思う。

もしここを偶然関係者が見ていたとしてももう時効だろう。
あれからもう8年が過ぎ、風の噂を聞く事はあっても、ばったり出会う事すらなくなった。
もちろん会わない様に配慮もしているのだが。

きっちりと別れの言葉を言わないまま、私は今の旦那との結婚を決めてしてしまった。
すっかり決まってしまってから報告したら、
「ばかやなぁ…」と言われたのが、今でも耳に残っている。
その言葉の、本当の意味は、いまだにわからない。
そんなに愛されているとも思っていなかったから。


もちろん今の私は幸せだし、後悔もしていない。会いたい、という気持ちもない。

ただ、生きていてくれればいい。