車内放送
JR、私鉄、地下鉄にのると必ずあるのが、車内放送です。すごく丁寧な放送もあればがなり立てるような放送もありますし、地下鉄や新幹線なんかはテープが流れてます。声のきれいきたないは別にして、車内でこれほどまでにと思うことが何度となくあります。
駅名を何度も繰り返しひつこく言う車掌さん、それも未だついていないのに、その次の停車駅までご丁寧に何度もくりかえされると、次の駅はどこかなと一瞬思いますよね。地下鉄は風景が変わりませんから、駅が何処なのか何度も確認を取ったりしている人が多いこと。
それと多いのが自分の会社の宣伝、特にJRは旅行やキャンペーンの宣伝が多くなったこと。
それと携帯電話の使用規制や、シルバーシートや座席に関すること、これは乗客の方が言われてることに、無視してる人の多さにあきれます。最低限のマナーは守らないと。
一番笑ったのが地下鉄の痴漢に対する放送です。「混雑した車内での痴漢は犯罪です。痴漢にあったら近くの乗務員または駅員まで」といった内容の放送があります。
痴漢にあった女性に取っては深刻なとなんでしょうが、この放送を初めて聞いたときはおかしくなりました。これで本当に痴漢は減ったのでしょうか?
痴漢が犯罪なのは誰でも知ってます。泥棒や窃盗が犯罪であるように。でも知っているのと犯罪とは別物だと思うのですが・・・・
痴漢を許さない、またできないような状況作りが求められていると思うのですが。
「痴漢は犯罪です・・・」の車内放送が効果を上げているとすれば、すごいことです。
でも、携帯や他の事は守られません。すべて犯罪にならなければいいのでしょうか?
社会の常識、マナーの低下、このことの方が問題になるのでは?
車内が快適に過ごせる空間であるには、電鉄会社はもちろんですが、乗客一人一人が最低限のマナーを守ることだと思いませんか?