灌仏会(かんぶつえ)
実家の寺では花祭りは旧暦で行われる。
この日はお釈迦様の聖誕祭でその日の為に深夜から朝まで甘茶の炊き出しをします。

「花祭り―灌仏会(かんぶつえ)―はお釈迦様誕生の出来事を行事にしたものです。インドでは古くから行われていました。中国では4世紀後趙の石勒が4月8日に行なった記録が残り、日本では推古天皇14年(606)に行なったことが記されています。江戸時代になりますと、花御堂が大奥にも設けられ盛んに行なわれました。この頃から一般に広く普及したようです。
【余談ですが】
花祭りのときお釈迦様にかける甘茶はアムリタ(神酒)に通じます。お釈迦様誕生のときお体に降りそそがれた、あの天の甘露のことです。そのせいかどうか甘茶は飲むと体に大変いいようです。