2002 10/22 13:35
Category : 日記
北朝鮮へ拉致によって連れ去られた人達が、24年もの気の遠くなるような歳月を経て、先週ようやく帰国することが出来た
何故こんな非人道的なことが起きてしまったのか!と憤りを覚えてならないのは、私だけでは無いだろう
でも、今回の事件で一番憤りを感じたのは、他にもない日本の首相である、小泉氏の言動だった
確かに、北朝鮮という、いわばえたいのしれない国を相手にしての交渉は難しいとは思う。しかも、拉致されたという事実を認めたのは交渉直前のことで、冷静に判断をする時間も無かったかとも思う
でも20年前、中国と国交再開交渉をした当時の首相の田中氏は、戦後の責任問題を問われて「中国だって、元の時代に元寇で日本を攻めたのだから、お互い様でしょう!」と切り返し。それを納得した中国側が、記念にといってパンダをくれたのだという
私はべつに、田中氏がすべていいとは思わないが、国境を持たない国の我々が、世界を相手になにか事を成そうと思ったら、それくらいの姿勢が必要なんだ!感心した覚えがある
”辛口”とか”鷹派”とか言われてきた小泉氏にしては、なんとも及び腰な気がして、納得できなかった
それにしても、今回無事に帰国できた方々の関係者の方の心労は本当に大きなものだったろう
そして、帰国してから日を追うにしたがって、柔和になっていく被害者の方々の顔を拝見すると。取り敢えずは良かったと思うとともに、つくづく家族や仲間の絆は強いと思う
いつのまにか経ってしまった、24年間という膨大な時間
その間、一切の消息は分からず、ただずっと待ちつづけるしかなかったのだ
でも、離れ離れになっていても彼らはずっと家族や友人ででありつづけたのだ。お互いがお互いのことを思い、心を繋げ、そしていつか必ず会うことが出来るという希望を持ちつづけていたのだ
それは並大抵な努力ではなかったと思う
でも、その努力があったからこそ、24年経って急に帰国した人達を温かく迎えることができ、また迎えられた人達も、ああやって笑顔を取り戻すことが出来たのだと思う
もう2度と、今回のような家族を引き離すような事件が起きて欲しくないと、切望して止まない
何故こんな非人道的なことが起きてしまったのか!と憤りを覚えてならないのは、私だけでは無いだろう
でも、今回の事件で一番憤りを感じたのは、他にもない日本の首相である、小泉氏の言動だった
確かに、北朝鮮という、いわばえたいのしれない国を相手にしての交渉は難しいとは思う。しかも、拉致されたという事実を認めたのは交渉直前のことで、冷静に判断をする時間も無かったかとも思う
でも20年前、中国と国交再開交渉をした当時の首相の田中氏は、戦後の責任問題を問われて「中国だって、元の時代に元寇で日本を攻めたのだから、お互い様でしょう!」と切り返し。それを納得した中国側が、記念にといってパンダをくれたのだという
私はべつに、田中氏がすべていいとは思わないが、国境を持たない国の我々が、世界を相手になにか事を成そうと思ったら、それくらいの姿勢が必要なんだ!感心した覚えがある
”辛口”とか”鷹派”とか言われてきた小泉氏にしては、なんとも及び腰な気がして、納得できなかった
それにしても、今回無事に帰国できた方々の関係者の方の心労は本当に大きなものだったろう
そして、帰国してから日を追うにしたがって、柔和になっていく被害者の方々の顔を拝見すると。取り敢えずは良かったと思うとともに、つくづく家族や仲間の絆は強いと思う
いつのまにか経ってしまった、24年間という膨大な時間
その間、一切の消息は分からず、ただずっと待ちつづけるしかなかったのだ
でも、離れ離れになっていても彼らはずっと家族や友人ででありつづけたのだ。お互いがお互いのことを思い、心を繋げ、そしていつか必ず会うことが出来るという希望を持ちつづけていたのだ
それは並大抵な努力ではなかったと思う
でも、その努力があったからこそ、24年経って急に帰国した人達を温かく迎えることができ、また迎えられた人達も、ああやって笑顔を取り戻すことが出来たのだと思う
もう2度と、今回のような家族を引き離すような事件が起きて欲しくないと、切望して止まない