カッコよく、押しがけした〜〜い!!(2002/6/22)
最近、ダイレクトのエンジン付きの大人の人が乗るのと同じKT100Sのカートに乗り始めた娘

今までのクラッチ付きのエンジンと違って、エンジンの回転がダイレクトにチェーンを通じてタイヤのが回るので、エンジンを始動する時には、スターターなどが使えず。必然的に押しがけになる

コレまで、1〜2回押しがけに挑戦するも・・・・毎回のようにまるでコントのように見事にこけてなかなか上手く行かない

まだ、小学6年の娘は。ちょっとポッチャリ系ではあるが、大人のフレッシュマンクラスのレースに出るとなると、約18kgもの重りを積んでやっと、最低重量をクリアすることになる

そのために、やはり押しがけの際に上手に飛び乗りが出来ないと・・・後ろからカートを押すピットクルー(家のだんな)の負担がかなりキツクなる

仕方なく娘の飛び乗りの特訓をすることになった

実際に押しがけでレースに出たことがある親友のパパに指導をしてもらうが、おっかなびっくりの娘はどうしてもタイミングが合わない(汗)

三回目の今回も最初は上手く行かなかったが・・・娘と同い年ですでにダイレクトのエンジンに乗って三年目を向かえるカート仲間のパパが、秘密兵器を貸してくれた

小さなキャスターがついたキャリアだった

それをカートのフレームに噛ませると、タイヤが地面につかない状態でらくらく移動が出来るので、カートを押して飛び乗りだけの練習をするのにうってつけなのだ

そのパパからもいろいろとアドバイスをもらう

ヘルメット越しではあるが、真剣なまなざしで頷く娘

トライすること数回・・・尾てい骨をシートの淵にぶつけて痛いのをグッとこらえて練習する娘

すると・・・お?なんとなくそれなりにシートにすんなりお尻が納まるようになってきた

その後ろ姿を見ていて私が「そうだ、自転車にこぎながら飛び乗りするときの要領でタイミングを取ってみたら?」というと

「そっかぁ〜〜、やってみる!」

そして、なんと見事成功!!

練習走行の時間がやって来た!

キャスターをはずし、実際にエンジンがかかる状態にして再度トライしてみると・・・?

やった〜できたぁ〜〜^^^^

エンジンがかかってからのアクセルの調整がまだちょっと不安定で、すんなりという感じではなかったがそれなりにの形になっていた

すると、なんととなりのピットで、キャスターを貸してくれてた仲間たちから、拍手が起こった!!

ずっと娘が練習している様子を、心配そうに見守ってくれていたのだ

エンストすることもなく、無事に15分間の練習走行を終えてピットに戻ってきた娘がカートから降りると

他の大人の人達のピットからも「よく頑張ったね〜〜!!」と拍手をくれた

ヘルメットを脱いだ娘は汗でびしょびしょだったけど「またちょっとお尻打っちゃったけどね・・・」恥ずかしそうに笑ったけど、すごく嬉しそうだった