ただそれだけ
笑顔が見たくって、それがとっても嬉しくて

ずっとそうしてきた。誰かが喜んでくれることで自分の存在を確かめていたのかもしれない

そしていつのまにか。私は自分の面倒を見るのが、苦手な人間になっていった

それでも良いんだ。誰かが喜んでくれることの方が、自分が嬉しいより、ずっと嬉しいんだ

だから、誰かを傷つけるより、自分が傷ついた方が、私にとっては楽なんだ

悲しいいい方に聞こえたら、ごめんね。そんなつもりじゃないよ

ただね、子供のころから、誰かに必要にされる人に成りたかった

私のことを、認めて欲しかったのかも知れない

なにをやっても「当たり前」としか評価されなかったから

だから、ありがとうが聞きたかった。ただそれだけ、それだけなんだ