王様の耳はロバの耳?
仕事がすごく忙しい!仕事が増えると、当然のように、トラブルの量も増えてくる

ホントはそれじゃ困るし、すべて私達のミスから発生したものではないんだけど

客先の苦情は、当然窓口である私達営業のところに入ってくることになる・・

うちのグループで私と一番仲がいい営業さんもよくもこんなにトラブルがって思うほど。毎日なんかしらゴタゴタしてる・・・

今日も、客先からの電話に延々30分以上もやられてた・・・

やっと電話が終わったら、デスクに倒れ込んでた・・アララ・・・

「そこの伸びてるお兄さん?ちょっとスッキリしませんか?」ってミントキャンディーを差し出すと・・・・

私がデスクの上に置いた飴を掴んだまま。とうとう力尽きたみたいだった。。。

「大丈夫?だいぶやられてたね?」「う〜ん」彼のミスではないんだけどさ?

「ねねね?時々さ『王様の耳はロバの耳〜♪』ってさ叫ぶ穴が欲しくならない?(爆)」って言ったら、「それ!欲しい!」ってやっと顔を上げて笑った

夜になって私がPCのスイッチをいれると。いつものチャッ友が声を掛けて来てくれた

今夜もいろいろ話してて。その営業さんの話しになった。

で、穴が欲しいって話をしたら。穴はここにあるじゃん!って。チャッ友が言ってくれた

うんうん、そうだね。私はちゃんと持ってたんだ。いつもとっても優しく受けとめてくれる大きな「穴」を・・・

チャッ友が「叫んじゃえ〜〜!」って言うから。私は遠慮なく叫ばしてもらったんだ

でもさ、知ってる?あのお話の続き・・・・

穴に向かって叫んだまではよかったけど、穴の上に草が生えて、その草が風にそよいで。穴の中の言葉達が、風にのって出てきてしまうんだよ?

私が持ってるこの穴の上には、草が生えることもないだろうから?(爆)

そこで叫んだ言葉たちは、きっと勝手に出て来たりはしないだろうけど

でもね、私も、伝えたかった言葉を、風に乗せて見たんだよ

でも、私の放った言の葉は、表の冷たい風に煽られ見る見る枯れてしまったらしくて・・・・

強い風に飛ばされて、何処かに消えてしまったんだよ・・・・

いつか、表に暖かい風が吹くようになって。重いコートを脱げる日が来る頃には、届ける事が出来るかな?