「廃墟のポンペイの街並み②」
<<イタリア>>--ポンペイ--

紀元79年ヴェスビオ火山の大噴火で、一夜にして滅亡したポンペイの街の目抜き通りの光景である。

この街の大通りの両脇には、沢山の商店や娯楽施設、浴場、売春宿などが立ち並び、当時のローマ人の憩いの地として栄えていたことが、この通りを歩いていると伺い知ることが出来る。

紀元前80年から、ローマの別荘地、商業地として栄えたポンペイの様子を、廃墟の中の各家の門前の表札に描かれた絵によって判明出来、とても興味深い。

広大な廃墟の街を巡っていて思ったのは、科学の進んだ現在でも人間は自然に打ち勝つことが出来ないし、地球上に住む人間は、敢えて自然を破壊して人類の滅亡を早めてはいけないという事であった。