「フマユーン廟へ」
<<インド>>--ニューデリー--


インド旅行最後の訪問地である、フマユーン廟へと向かった。

大統領府やインド門などのあるラージバト通りを後にして走ること約1時間、世界遺産フマユーン廟の巨大なドームが、車の窓越しに見えてきた。

此処はフマユーンの墓所である美しく広大な廟で、ペルシャ出身の妃ハージ・ベーガムが1565年に着工させ、9年の歳月を費やして完成させた美しい庭廟なのである。

洗練された華麗なムガール朝建築の初期の典型的な建築物であり、後のタージ・マハルの建築モデルとして、強く影響を与え、その姿が酷似している点でも有名である。