「オート・リキシャ②」
<<インド>>--アグラ--


世界遺産ファテーブル・シークリーに向かうオート・リキシャの中からのスナップ。

なんとも狭苦しく、振動も激しく撮影するのに苦労した。

こんな小さなオート三輪の中に、4人も乗るのだから無理も無い。

しかしこれらのオート・リキシャはほとんどが日本製だと聞いて、じっと耐える事にした。

東南アジアでは、日本車の進出は目を見張る物がある。

当然これらの車は日本では見たことの無い代物だから、エンジンなどの主要部分を日本から調達して、現地で生産しているのであろう。

インドでは、自分の車を持ち、それで稼ぐのがベストだと思われているようである。

いわばこの車が、一家を支えるための貴重な財産だから、フロントガラスなどにも、様々な災難除けのワッペンが貼られているのである。