2011 05/24 09:58
Category : 日記
<<インド>>--アグラ--
1565年から10年を掛けてムガル帝国のアクバル帝が築いた赤砂岩の城である。
ヤムナー河と堀に囲まれた城壁の高さは20メートル、長さは5キロも有り、城砦としての機能を充分に備えていた。
城内には、宮殿だけでなく、バザールやモスク、宮殿で働く人々の住居まで有った。
現在は敷地の80%が軍用地として使用されている。
此処の入り口はアマル・シン門と呼ばれる観光客が入場出来る唯一の門である。
三代目の王、タージ・マハルを建てたシャー・ジャハーン帝がこの城を使用した事もあった。
しかし、タージ・マハル建設で、国費を浪費したとして、奇しくも息子によってこの城に幽閉されてしまい、75才の生涯を終えるまで、この城の牢獄からタージ・マハルを眺めて、亡き愛妻を偲んだとは、皮肉な運命と言えよう。
1565年から10年を掛けてムガル帝国のアクバル帝が築いた赤砂岩の城である。
ヤムナー河と堀に囲まれた城壁の高さは20メートル、長さは5キロも有り、城砦としての機能を充分に備えていた。
城内には、宮殿だけでなく、バザールやモスク、宮殿で働く人々の住居まで有った。
現在は敷地の80%が軍用地として使用されている。
此処の入り口はアマル・シン門と呼ばれる観光客が入場出来る唯一の門である。
三代目の王、タージ・マハルを建てたシャー・ジャハーン帝がこの城を使用した事もあった。
しかし、タージ・マハル建設で、国費を浪費したとして、奇しくも息子によってこの城に幽閉されてしまい、75才の生涯を終えるまで、この城の牢獄からタージ・マハルを眺めて、亡き愛妻を偲んだとは、皮肉な運命と言えよう。