2011年01月の記事
2011 01/31 09:49
Category : 日記
<<インド>>--アグラ--
世界遺産タージ・マハルを観光する人の群れ。
矢張り此処を訪れる人は、何と言っても自国インド人が圧倒的に多い。
ナイル川の沐浴と同様、インドが誇る世界遺産を一度は見たいというのが、インド人の信条であろう。
しかし此処を訪れる事が出来るのは、インド人でも比較的中上流階級の人が多いようである。
未だにカースト制度が根強く残るインドでは、下層階級の人々は、此処とは無縁の存在だからである。
それにしても、この場所は白大理石の照り返しもあり、40度を越える暑さには、インド人もびっくりのようであった。
世界遺産タージ・マハルを観光する人の群れ。
矢張り此処を訪れる人は、何と言っても自国インド人が圧倒的に多い。
ナイル川の沐浴と同様、インドが誇る世界遺産を一度は見たいというのが、インド人の信条であろう。
しかし此処を訪れる事が出来るのは、インド人でも比較的中上流階級の人が多いようである。
未だにカースト制度が根強く残るインドでは、下層階級の人々は、此処とは無縁の存在だからである。
それにしても、この場所は白大理石の照り返しもあり、40度を越える暑さには、インド人もびっくりのようであった。
2011 01/09 16:33
Category : 日記
<<インド>>--アグラ--
世界遺産タージ・マハルを別の角度から見た光景。
白大理石だけで造られたこの霊廟は、正に白亜の殿堂というに相応しいであろう。
ムガル帝国第五代国王サージャ・ハーンが、亡き愛妻ムムターズ・マハルのために22年の歳月を費やして、これを建造したのは1653年であった。
膨大な国費を掛けて国を危うくしたために、彼の息子に捕えられアグラ城に幽閉されてしまったのは、何とも哀れである。
愛妻のために建てたこの霊廟を、牢獄の中から毎日眺めて死んでいった王の気持ちは、一体どんなだったのであろうか。
せめて王の亡骸が、愛妻と共にこの霊廟に葬られただけでも、幸せであったと言えるだろうか。
世界遺産タージ・マハルを別の角度から見た光景。
白大理石だけで造られたこの霊廟は、正に白亜の殿堂というに相応しいであろう。
ムガル帝国第五代国王サージャ・ハーンが、亡き愛妻ムムターズ・マハルのために22年の歳月を費やして、これを建造したのは1653年であった。
膨大な国費を掛けて国を危うくしたために、彼の息子に捕えられアグラ城に幽閉されてしまったのは、何とも哀れである。
愛妻のために建てたこの霊廟を、牢獄の中から毎日眺めて死んでいった王の気持ちは、一体どんなだったのであろうか。
せめて王の亡骸が、愛妻と共にこの霊廟に葬られただけでも、幸せであったと言えるだろうか。