「タージ・マハル」
<<インド>>--アグラ--


正面から見るタージ・マハルの威容。

期せずして、2つのエクラットのページで、世界が誇る建築物の世界遺産の競演となった。

こちらはインドの代名詞とまで言われるタージ・マハル、そしてエクラット1では、スペインが誇るサグラダ・ファミリアである。

このタージ・マハルはたった一人のインドのムガル帝国の第5代皇帝サージャ・ハーンが亡き妃のために、全財産を投げ打って、1631年から22年の歳月を掛けて建設した霊廟である。

この霊廟の中心部の地下には、今でもサージャ・ハーンと彼の妃であるムムターズ・マハルの棺が安置されている。

此処を訪れた時の気温は40度に達し、霊廟の上を一回りするのに、大理石の照り返しで、必死の思いであったのを生々しく記憶している。