2008年10月の記事


「正門」
<<インドネシア>>--バリ島--


バトゥール山の麓にあるウルン・ダヌ・バトゥール寺院の正門の威容。

全て石造りのこの門の造形美は見事である。

入り口の上に有るのは、何処の寺院の門にも見られる、顔だけの悪魔ボーマである。

ここで不埒な悪者の侵入を防ごうと言う伝えに基いて、怖い顔で見張っているのだ。

石の文化が栄えたバリでは、何処の寺院の門も木の物は無く、全て石を彫り抜いたものである。

けだし木の文化が栄えた日本とは、対照的な寺院の門の姿である。
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「ウルン・ダヌ・バトゥール寺院」
<<インドネシア>>--バリ島--


バトゥール山の麓にあるウルン・ダヌ・バトゥール寺院の爽やかな光景。

この寺院はキンタマーニ高原の高所に有るので見晴らしが良い。

空気も爽やかで、心地良い風が吹き通るのである。

此処は山門を潜った中庭の境内であるが、更にその先には、様々な門や仏塔が有り、その先にたくさんの社殿が並んでいた。

此処の寺院はちょっと変わっていて、バリ・ヒンズー教の社殿と、仏教の社殿が仲良く並んで建っている事である。

日本でも神仏混合の習慣は有るが、神殿と仏殿が並んで建っている様子は、嘗て見たことが無いような気がする。

何事も大らかなバリでは、あまり宗派にとらわれる事は無いのであろうか。
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「寺院の前で」
<<インドネシア>>--バリ島--


バトゥール山の麓にあるウルン・ダヌ・バトゥール寺院の前での記念撮影。

この時私は、右の足の指2本を既に骨折していたので、歩くのに痛くて苦労したものだ。
もっとも骨折しているのが分かったのは、日本に帰国して医者に行って始めて知ったのであるが…

だからサロンの裾も、靴で踏まないように短くたくし上げているので、こんな不格好な姿となった。

此処の寺院はちょっと変わっていて、バリ・ヒンズー教の社殿と、仏教の社殿が仲良く並んで建っている事である。

日本でも神仏混合の習慣は有るが、神殿と仏殿が並んで建っている様子は、嘗て見たことが無いような気がする。

何事も大らかなバリでは、あまり宗派にとらわれる事は無いのであろうか。
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「バトゥール山」
<<インドネシア>>--バリ島--


キンタマーニ高原から見るバトゥール山の勇姿。

1717メートルのバトゥール山は活火山である。

10年前にバトゥール山の中腹から噴火した時の溶岩流が、今でも黒々とバトゥール湖まで続いている。

高地に有る民家は災害を免れた様だが、低地に有る民家はこの溶岩流に飲み込まれてしまった事であろう。

高台に有る見晴らしの良いレストランから見た光景だが、丁度今の日本の秋のように、吹き渡る風が実に爽やかであった。

時に自然は猛威を振るうが、こうして眺める高原を通した山の雄姿は、見る人の心を広げてくれるような、壮大で心地良いものであった。
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「海をバックに」
<<インドネシア>>--バリ島--


最近ワヤン君から送られて来た写真である。

真昼の快晴の海を背景に撮った記念写真のようだが、青い海が実に綺麗である。

これは海に突き出たタナロット寺院の展望台であろうか。

丁度今の日本の秋空のように、気持ちの良い光景である。
一年を通じて温暖な気候が続くバリ島は、ハワイなどと一味違った南国の癒しの島である。

何よりも物価が安いのと、あくせくしない島民の温順な性格が嬉しい。

この写真に添えて、また一緒にアラック(椰子酒)を飲みながら語り明かしたいですねとコメントが有った。
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「Wayan in Tokyo②」
<<日本>>--東京--


二人の日本人女性に囲まれてご満悦のワヤン君。

去年彼が来日した時の、歓迎会後のスナップのようである。

彼の来日歓迎会は、目黒のCABEと言う、インドネシア料理店で行われた。
此処の「カベ」レストランには、インドネシア大使館の人たちも、良く飲食に来るとのことであった。

この時は日本各地から約50人くらいの人々が集まった。
陣容も様々で、彼のMIXIブログのネフレや、バリ島で彼にお世話になった人々が中心である。

今後彼が、バリと日本を結ぶ橋渡しをする有望株と言うことで、報道関係者も参加していた。

NHKの70時間に及ぶバリ特集の通訳をしたムリアルタ氏が、彼の歓迎会の司会進行を務めたのであった。

こうして日本で暖かく歓迎会を催行して貰った彼は果報者である。
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「Wayan in Tokyo」
<<日本>>--東京--


新幹線に乗る前のワヤン君のスナップ。

昨晩ワヤン君から、来日して以来昨日で丁度1年経ったと、当時の懐かしい写真を送って来た。

彼は初めての海外旅行で、初来日にも拘らず、すっかり日本に溶け込んでしまったようだ。

現代の若者らしく、日本でも全く違和感が無く、ずっと日本に住んでいるような出で立ちである。

この時は、関西方面に観光に出掛けた時の記念写真だろうか。

日本語が得意な彼は、何処に行っても不自由せずに、日本の生活をエンジョイ出来たようである。

郷に入れば郷に従え、彼もまたそれを日本で実行したようである。
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ケチャダンス⑤
<<インドネシア>>--バリ島--


再びケチャダンスの光景。

此処では猿に扮した男達が寝そべり、女神二人が彼らに祈りを奉げ、獣神がやってくる様子が演じられている。

一体どんな内容なのか、知りたい気持ちもするが、知る由も無い。
多分ヒンズー教に伝わる、ラーマ・ヤナの物語の一部なのであろうが・・・

男達の髪のカットの仕方が、同じようなのが目を引いた。
一様に耳にハイビスカスの花を挿し、こめかみに神聖な生米を貼り付けているのが面白い。

最近は、女性のケチャダンス・グループが演じられるようになったと言うから、一度見てみたいものである。

いずれにせよ、ロウソクの灯りと、男達の掛け声だけで演じられるこのダンスは、異様で他に類を見ない幻想的で不思議な踊りであると言えよう。
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「素敵なカップル」
<<インドネシア>>--バリ島--


バリ島で公演された狂言を鑑賞に来たカップルのようである。

男性は日本人、女性はバリ人との解説がワヤン君から有った。

この写真を見た時、女性は日本人かとワヤン君に聞いたが、バリの女性との回答であった。

こうして国際的なカップルが誕生するのは良い事だと思う。

バリの女性はとても働き者だし、男性に尽くすのが当然だから、今は女性が強くなってしまった日本男性にとっては、天国かもしれない。

それが良い事か悪い事かは別として。
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「ワヤン君の着物姿
<<インドネシア>>--バリ島--


中々様になっているワヤン君の着物姿である。

バリ島で、山本東次郎家の狂言が披露された時の舞台裏で、着物を着せてもらったようである。

ワヤン君は日本から随行した公演のメンバー22名を、通訳しながらガイドしたと言うから、日本のメンバーにも好感を持って迎えられたのであろう。

その際、日本語の喋れる彼は貴重な存在として活躍したようである。

それにしても、メンバーに手伝ってもらったのか、着物の着こなしが実に決まっていて、このまま面を付けて舞台に出ても、おかしくないような感じである。

但し、日本の狂言が出来るかどうかは別問題だが…
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「バリ島公演」
<<インドネシア>>--バリ島--


昨日ワヤン君から送られて来た、山本東次郎家のバリにおける狂言公演の記念写真。

この公演は、ジャカルタとウブドの大学で開催されたようである。

バリ島で、日本の狂言が披露された事は、両国の親善に大きく役立ったことであろう。

この時、ワヤン君は日本から随行した公演のメンバー22名を、通訳しながらガイドしたと言うから大したものである。

日本の狂言や能は、バリ島の伝統舞踊と通じる面が多々有ると思う。
両国の古来からの伝統舞踊を披露し、認識しあう事は、とても有意義な事であるように思える。

こうして同じアジアに住む民族同士が、芸術を通じて親睦を深める事は、これからの文化発展に必要な事であろう。
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