「エジプシャン・バザール」
<<トルコ>>--イスタンブール--


夕餉の食材を買うのに、地元の人達で賑わうエジプシャン・バザールの光景。

1660年にモスクの一部を市場として開放したこのバザールは、交易品の香辛料などの販売で栄えた。

エジプシャンバザールと名が付いたのは、このモスクが主にエジプトとの交易品を売っていた事に由来するらしい。

今では市民の台所を潤す食材や、様々な商品を売る市場として栄えているが、観光客でも賑わう魅力的な場所である。

これはバザールの外側の光景だが、アーケードの中に一歩足を踏み入れると、左右に整然と店が並んでおり、様々な商店が店を連ねていて活気を呈している。

しかし東南アジアの市場のように、雑然としているのではなく、実に綺麗で歴史を感じさせるアーケードなのである。