「山間の村」
> -アンカラ-


車窓から見る山間に点在する村の光景。

再び山を越えてのバスの長旅である。
眠い目をこすりながら、刻々と変化する車窓の風景を眺めていた。

ミナレット(モスクの塔)が無ければトルコだと言う事が分からない光景かもしれない。

おとぎ話にでも出てくるような、山あり川ありののどかな山村風景だが、石造りの家と赤い屋根が日本と違う所だろう。

このバスは山裾に伸びる白い道を辿って行くのだろうか。

此処に住む人たちは不便ではあろうが、自然に恵まれてのんびりと暮らしている事だろう。