2002 06/30 12:58
Category : 日記
朝…大雨。日本一通行止めの多い「別府―湯布院」間はもちろん、濃霧と雨で通行止め。入る直前に50�`規制になったものの、やはり容赦のない霧、霧、霧。
再び通行止めとなり、別府から高速をおりて「地道」に。湯布院から再び高速にのり、そこからは順調に進む。皆朝早くから起きているからか、ほとんどの人は寝ていた。途中何度か目を覚ましながら、都市高に入る頃には皆しゃきっと起きた。右手に、空港が見え、丁度テイクオフの飛行機。あの飛行機のように歌うぞ(?)、と気合いを入れる。
到着。会場に入って立ち位置や残響、客席の雰囲気を確認。
別の場所に取ってある練習会場で、一つの悲劇が起こった。そこで演奏会が出来るのではないか、と思われるほどの広い練習会場。
ステージに立つのと同じように並んで歌ってみる。…ソプラノが聞こえない。私達アルトの声は音が下がっていた。完全にとまどい、止まってしまった。
確かに、ステージ上で他のパートの声が聞こえない、という現象はよく起こり得るし、多分今回もそうだろう、と下見の時にわかっていた。だから、それなりに覚悟はしていたので、この練習場で良かった、と思うようにしたが、他のメンバーは明らかに焦っていた。
今回アルトの5人中、2人は今日が初舞台、2人は初心者で数える程しか舞台経験はない。つまり、私以外は皆、緊張していたと思う。
緊張感から音が上ずる、ということはあっても、下がる、というのは…
しかし、ここで私が焦ってはいけない。
「よく音を聴いて、ココでメゾに合わせて、わからなくなったら(私の)音を聴いて」と打ち合わせる。なんとか、練習時間中にもちなおして、ホッ。
再び会場に戻り、ちょっと昼食をつまみメイクを直す。他の人のメイクも少し手直しし、濃い目に。ステージに上がると、かなり濃くしていないとボンヤリした印象になる。私は、さながら京劇のようなアイライン。でも、一重な私はこれでもいいのだ。近くで見たら、多分コワイかも?
誘導され楽屋で着替え、リハーサル室に向かう間、すれ違う他団体のおばちゃんたちが、
「まぁ〜、かわいいわね」「若いのね」と口々に言うのが聞こえる度、心の中でほくそえむ。
気分が良くなった所でリハ室へ。
この部屋はすごく響きが良く、ガンガンお互いの音が聞こえる。きも〜〜〜ちよくなる。
もちろん、ばっちり!と自信がついた。皆ホッとしていた。多分、もう大丈夫だろう。この調子だよ。
少し緊張しつつ、舞台袖で待機。前の団体が終わって…さあ!先頭で1歩を踏み出す。
不思議なもので、私はステージに上がるまでは緊張するが、出てしまうと全く緊張しない。それどころか、ワクワクして仕方がない。
難関の、1曲目の出だしだ。この何小節かが勝負。
ところが……あれ?聞こえない…あれ?おかしい、音が…
練習場の、あの悲劇の再来だった。
全く音が下がっていて、私は元に戻そうと焦った。しかし、どんなにあがいても、元に戻らなかった。多分、私はこわばっていた。
ところが、奇跡とも思える事が、1分後に起こった。元に戻ったのだ。この何週間か、音を正確に出すことだけを念頭にしていたためか、アルトのメンバーには「絶対音感」のようなものが身についていたのかもしれない。
ある小節をきっかけに、全てが元に戻ったのだ。嬉しいのとホッとしたのとで、それからは本当にリラックスできた。2曲目は、皆がそれぞれに、ベストな状態でとてもいい演奏ができた。
トラブルはあったが、1曲だけでも、近年まれに見る満足できた演奏だったので、それほど落ち込む事はなかった。
これが、アカペラの魔力であり、魅力なのだ。
東京行きは諦めた。でも、こんなにスリルがあって、天国と地獄を一度に味わえたステージは他にない。おもしろかった、単純に。
時折、ため息をつきつつも、もう過ぎた事、と割り切り、さあ、打ち上げだ!
サンパレスから六本松のイタリアンレストランに向かう。博多駅から薬院に向かうその道は、まさに私が福岡に住んでいた時(10年前)通勤路だった。なつかしい!あまり変わってないな、あれ、でもあんな大きなビルが建ってる。あれ、こんな駐車場あったかな。
小さな川沿いにある、以前住んでいたアパートも見えた。よく買い物をしたスーパーは、大型駐車場つきの立派なスーパーになっていた。
打ち上げ会場は、こじんまりとしたイタリアンレストラン。ビールで乾杯、次から次に出てくる料理のおいしいこと!大分にはこんなおいしいイタリアンないよね〜、と話も弾む。1人づつ反省と感想を述べ、おおいに飲んで食べて盛りあがった。
最近入ったメンバーとはあまり飲む機会がなかったんで、親睦も深まった。
帰りのバスの中では、「よっぱらい組」が後部座席で大盛り上がり!もちろん、私もそのうちの1人。すみません、うるさかったでしょう;
帰りついたのは夜10時前。長女はまだ起きていた。
むちゃくちゃ疲れたので、チャットの約束をしていたけれどパス;
グッタリと眠ってしまいました。
パートリーダーとして、不甲斐なさを感じつつ、今後の課題がはっきりわかったし、これはこれでヨシとしよう。
来年は沖縄だといいなぁ…
再び通行止めとなり、別府から高速をおりて「地道」に。湯布院から再び高速にのり、そこからは順調に進む。皆朝早くから起きているからか、ほとんどの人は寝ていた。途中何度か目を覚ましながら、都市高に入る頃には皆しゃきっと起きた。右手に、空港が見え、丁度テイクオフの飛行機。あの飛行機のように歌うぞ(?)、と気合いを入れる。
到着。会場に入って立ち位置や残響、客席の雰囲気を確認。
別の場所に取ってある練習会場で、一つの悲劇が起こった。そこで演奏会が出来るのではないか、と思われるほどの広い練習会場。
ステージに立つのと同じように並んで歌ってみる。…ソプラノが聞こえない。私達アルトの声は音が下がっていた。完全にとまどい、止まってしまった。
確かに、ステージ上で他のパートの声が聞こえない、という現象はよく起こり得るし、多分今回もそうだろう、と下見の時にわかっていた。だから、それなりに覚悟はしていたので、この練習場で良かった、と思うようにしたが、他のメンバーは明らかに焦っていた。
今回アルトの5人中、2人は今日が初舞台、2人は初心者で数える程しか舞台経験はない。つまり、私以外は皆、緊張していたと思う。
緊張感から音が上ずる、ということはあっても、下がる、というのは…
しかし、ここで私が焦ってはいけない。
「よく音を聴いて、ココでメゾに合わせて、わからなくなったら(私の)音を聴いて」と打ち合わせる。なんとか、練習時間中にもちなおして、ホッ。
再び会場に戻り、ちょっと昼食をつまみメイクを直す。他の人のメイクも少し手直しし、濃い目に。ステージに上がると、かなり濃くしていないとボンヤリした印象になる。私は、さながら京劇のようなアイライン。でも、一重な私はこれでもいいのだ。近くで見たら、多分コワイかも?
誘導され楽屋で着替え、リハーサル室に向かう間、すれ違う他団体のおばちゃんたちが、
「まぁ〜、かわいいわね」「若いのね」と口々に言うのが聞こえる度、心の中でほくそえむ。
気分が良くなった所でリハ室へ。
この部屋はすごく響きが良く、ガンガンお互いの音が聞こえる。きも〜〜〜ちよくなる。
もちろん、ばっちり!と自信がついた。皆ホッとしていた。多分、もう大丈夫だろう。この調子だよ。
少し緊張しつつ、舞台袖で待機。前の団体が終わって…さあ!先頭で1歩を踏み出す。
不思議なもので、私はステージに上がるまでは緊張するが、出てしまうと全く緊張しない。それどころか、ワクワクして仕方がない。
難関の、1曲目の出だしだ。この何小節かが勝負。
ところが……あれ?聞こえない…あれ?おかしい、音が…
練習場の、あの悲劇の再来だった。
全く音が下がっていて、私は元に戻そうと焦った。しかし、どんなにあがいても、元に戻らなかった。多分、私はこわばっていた。
ところが、奇跡とも思える事が、1分後に起こった。元に戻ったのだ。この何週間か、音を正確に出すことだけを念頭にしていたためか、アルトのメンバーには「絶対音感」のようなものが身についていたのかもしれない。
ある小節をきっかけに、全てが元に戻ったのだ。嬉しいのとホッとしたのとで、それからは本当にリラックスできた。2曲目は、皆がそれぞれに、ベストな状態でとてもいい演奏ができた。
トラブルはあったが、1曲だけでも、近年まれに見る満足できた演奏だったので、それほど落ち込む事はなかった。
これが、アカペラの魔力であり、魅力なのだ。
東京行きは諦めた。でも、こんなにスリルがあって、天国と地獄を一度に味わえたステージは他にない。おもしろかった、単純に。
時折、ため息をつきつつも、もう過ぎた事、と割り切り、さあ、打ち上げだ!
サンパレスから六本松のイタリアンレストランに向かう。博多駅から薬院に向かうその道は、まさに私が福岡に住んでいた時(10年前)通勤路だった。なつかしい!あまり変わってないな、あれ、でもあんな大きなビルが建ってる。あれ、こんな駐車場あったかな。
小さな川沿いにある、以前住んでいたアパートも見えた。よく買い物をしたスーパーは、大型駐車場つきの立派なスーパーになっていた。
打ち上げ会場は、こじんまりとしたイタリアンレストラン。ビールで乾杯、次から次に出てくる料理のおいしいこと!大分にはこんなおいしいイタリアンないよね〜、と話も弾む。1人づつ反省と感想を述べ、おおいに飲んで食べて盛りあがった。
最近入ったメンバーとはあまり飲む機会がなかったんで、親睦も深まった。
帰りのバスの中では、「よっぱらい組」が後部座席で大盛り上がり!もちろん、私もそのうちの1人。すみません、うるさかったでしょう;
帰りついたのは夜10時前。長女はまだ起きていた。
むちゃくちゃ疲れたので、チャットの約束をしていたけれどパス;
グッタリと眠ってしまいました。
パートリーダーとして、不甲斐なさを感じつつ、今後の課題がはっきりわかったし、これはこれでヨシとしよう。
来年は沖縄だといいなぁ…