真っ白な心で
小学生の冬休みの最大の難関といえば

やっぱり、書初めの宿題だろう・・・

かくいう我家のおこちゃま達も最後まで手をつけていなかった

私の休みも今日で終わりなので、朝から書初めをすることになった

大きなビニールシートを敷いた上に新聞紙を敷き詰めて準備OK

さて、はじめよう・・と思ったら、息子はお手本がないという

書道の本の小さな物しかないのだ・・・仕方がない

これでも私も昔お習字ならってて、小学生の時に、北野天満宮の書道コンテストで

特選とって、トロフィーと賞状をもらったことがある(ちと自慢?)

なので、私がお手本を書いてやることにした

静かにENYAが流れ、障子越しに柔らかくて暖かい陽がさし込む部屋で

久しぶりに真っ白な紙に向かい、気持ちを落ちつけて、真っ白な心で筆を握る

「大きな力」と書き上げると。「ママすご〜い!」の声(エヘヘ・・・)

娘は「自然の風」と息子より一回り大きな紙に書く

「いい?気持ちを抜いてはだめよ?上手く書こうとしてもだめ」「じゃ、どうやって書けばいいの?」

「そうだな〜。真っ白な心で、お手本をよく見て書くのかな?」

「うん、分かった!」真剣な2人の顔が、なんかおかしかった

最初はここはこうして、ここはこうして。。。とアドバイスをしていたが

しばらくすると、2人で集中して書きはじめたので隣の部屋でそっと見ていたら

出来たよ!ほらほら!

顔や、手に墨を所々つけて、キラキラ目を輝かせて見せにきた

うんうん!その君達の瞳、最高に素敵だよ!