2016年02月の記事


「アルカサル」
<<スペイン>>--セビーリャ--


14世紀イスラム時代に城壁として使用され、その後キリスト教王の王宮となった世界遺産の建物。

アルカサルとは城壁と言う意味であり、入り口の上には、ライオンの門と称される建物のエンブレムが貼られているのが見えるであろう。

この紋章はスペインを構成した、2つの王国の国章がライオンによって表現されている。

嘗て伊達政宗が、1613年に慶長遣欧使節団をローマに遣わした時、最初に立ち寄ったのがスペインのセビリヤであり、此処アルカサルに逗留したとされている。

使節団は180余名で構成されていたが、その中の一部が、此処セビリアに移住したため、その子孫が、今でもハポン(スペイン語で日本)名を名乗り、今でも此処にはハポンさんの名前の人が沢山居るのである。
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「おばあちゃんと孫」
<<スペイン>>--セビーリャ--

新年明けましておめでとうございます。

今年一年が皆様にとって、輝かしい年となるよう祈ると共に、本年も宜しくご厚誼のほどお願いいたします。

このおばあちゃんと孫、セビーリャで昼食を摂った時に、厨房で一緒に料理を作って働いていた2人である。

彼の両親は何処に居るのか分からなかったが、共に支え合って仕事をする2人の姿に暖か温もりを感じたのである。

食事を終えた後に、2人に無理を言って厨房から出てもらい、信じ合い労わりあって暮らす微笑ましい姿を、カメラに収めさせてもらったのであった。
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