「憩いの場」
<<インド>>--アグラ--


インド人にとって、このディアニ・アームは憩いの場のようである。

アグラ城を探索して疲れた体を癒すと同時に、暑さを一時的に避けてのんびり過ごす場となっていた。

右端には奥の貴賓室に向かって頭を垂れるお坊さんの姿も散見できる。

我々は時間の制限も有り、此処でのんびり過ごすことなく、次の観光場所へと足を運ぶのであった。

貧富の差の大きいインドにあっては、この様な王の謁見の場で、時を過ごすのは、至福の時であるに違いない。

丁度ら日本人が何処かの遊園地に出掛けて、家族でお弁当を広げる感覚と言った所だろうか。