2009年05月の記事


「店先③」
<<トルコ>>--イスタンブール--


こちらは肉屋と乾物屋を一緒にしたような店である。

手前に有る白いものは、豚の足と皮であろうか。

日本の肉屋では、余り足の形をそのまま残したような状態で、店先に並べている様子を見たことが無い。

お国事情の違いと言った所だろうか。

最近は、豚インフルエンザが蔓延しているから、余計こんな状態で売っていては、買い手がいないだろう。

バラの花を添えて綺麗に見せている所が、何とも愉快である。
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「店先②」
<<トルコ>>--イスタンブール--


店先に並べられた白い塊の山。

これはどうやらチーズのようである。

我々にはこんな大きなチーズを買って食べる習慣が無いから、ちょっと見た目には、石鹸かなと思ったほどである。

欧米人は、たくさんのチーズを食べるから、こんなにたくさん並べても需要が有るのだろう。

それにチーズは腐るものではないから、これだけたくさん商品を店先に置いていても、日持ちがするのだろう。
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「地下宮殿」
<<トルコ>>--イスタンブール--


イスタンブールの地下に有る、眩いばかりのイェレバタン・サライの地下宮殿の光景。

此処は、6世紀のビザンチン時代に造られた地下貯水施設である。

ギリシャ神話のメドゥーサの首の彫像がここから発見されたこともあり、いつしか此処を地下宮殿と呼ぶようになったとのことである。

此処に貯蔵されている水は、20キロも離れた黒海に近いベオグラードの森の水源から水道橋を通って貯水されたという。

この水は、アヤソフィアやトプカプ宮殿に供給され、当時のイスタンブールの重要な水資源であった。

336本の石の支柱で支えられたこの地下宮殿は、長さ140メートル幅70メートルの巨大な物で、約8万リットルの貯水が可能であるという。

此処は映画「ロシアより愛をこめて」の舞台となった事でも有名である。
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