2009年04月の記事


「魚屋」
<<トルコ>>--イスタンブール--


イスタンブールの魚屋の店先の光景。

裸電球の下に並べられた魚類は、昔の日本の魚屋さんの光景を思い出させる。

トルコは日本同様、海洋国でもあるから魚介類は豊富である。

脂の乗った新鮮な魚類は、いかにも体に良さそうな活きの良さを感じさせる。

エジプシャン・バザールの外に面したこのお店は、地元の食材を求める買い物客で賑わい、魚を並べても直ぐに売れてしまうようである。

日本のように、店員の元気な呼び込みは無いが、それをしなくても済む売れ足の速さである。

店先を照らすこの電球は、内部にガラス粒が貼って有るようで、普通のものより明るい感じがするのも珍しいと思った。
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「果物屋」
<<トルコ>>--イスタンブール--


店一杯に並べられた色鮮やかな果物の数々。

同じ果物屋でも、日本の店とは品数の多さからしてどこか違う。

トルコは日本同様、農業国であるが、面積の広さが格段に広いから、集積される果物もほとんど自国で賄っている。

だから食品の種類や数も豊富である。
日本のように、綺麗な箱の中に並べて売るのではなく、無造作に雑然と商品を積み上げるのも、特徴だろうか。

特にどんな食事をするのにも、オリーブ油やオリーブの漬物が多いのには驚かされる。

トルコを訪れて以来、私もオリーブ油を使った料理を食べるようになったのも、食生活の変化であろうか。
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「菓子売り」
<<トルコ>>--イスタンブール--


イスタンブールの街並みで良く見掛ける、菓子の移動販売車。

これはドーナッツのような菓子であろうか。

街のあちこちに、引き売りのこうした店が出ているのである。

試しにどんな味がするのか、買ってみれば良かったが、生憎とお腹が空いていなかったので、買うチャンスを逸した。

日本では見掛けなくなったこうした手押しの移動販売車が、トルコではまだあちこちで見ることが出来るのだ。

この他に、アイスクリーム屋や果物屋、果てはCDの販売車まで有るから愉快である。
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「愛国心」
<<トルコ>>--イスタンブール--


大きなトルコ国旗を背負って歩き回る男性の姿。

見ると黒人のようだが、彼もまたれっきとしたトルコ人のようである。

トルコは東西文化の交流点だから、西洋人、東洋人、黒人が入り混じる人種のるつぼである。

彼は国旗に合わせた赤いシャツを着て、あちこち歩き廻っていたが、どうやら近付いて良く見ると、手に持ったネックレスを売り歩く、行商人のようである。

しかし余り商売気は無く、こんな格好をして自己PRするのが目的のような存在であった。

様々な人種の観光客の目を引いて、話し合うのが彼の趣味のようである。

それにしても、此処までやる愛国心は、見上げたものであると言うしかない。
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バザールの賑わい
<<トルコ>>--イスタンブール--


毎日国内外の人々で賑わうエジプシャン・バザールの光景。

トルコの観光客の中では、ロシア人が圧倒的に多いのも、この国を訪れて初めて知った事実である。

矢張り市場は、活気が無ければ魅力が無い。

エジプトのハンハリーリ・バザールも同じような人出で賑わっていたのを、思い出したものである。

人ごみの中に、トルコの国旗を背負った若者の姿が見える。

此処まで、愛国心の塊みたいな人間が居ると、見事と言うしかない。

別に店の売り子でもないようなこの男性に、興味の対象が湧いた。

彼は此処で一体何をしているのであろうか。

次に彼のアップを載せてみようと思う。
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