2008年05月の記事


「港③」
<<トルコ>>--イスタンブール--


イスタンブールの港を通して見る旧市街の光景。

旧市街は、世界遺産があちこちに点在する遺産の宝庫で有る。

港の直ぐ先の小高い丘に堂々たる姿を現しているのは、スレイマニエ・ジャミイのモスクである。

1558年、オスマントルコが最盛期を誇った時代に、当時の国王スルタン一世がこのモスクを建設した。
4本のミナレット(塔)を持つこのモスクの中には、王の墓と共に彼の最愛の妃であったロクセラーなの霊廟なども有る。

イスタンブールにはこのようなモスクが、大小合わせて1500近くも存在すると言うから、如何にオスマントルコの勢力が強大であったかを知る事が出来る。

嘗てはヨーロッパの大半を勢力下に置いたトルコも、今はEU参加に苦労している。

歴史の浅いアメリカが、現在では世界最強の国と自他共に認めるところである。
歴史とはそう言ったものなのであろうか。
コメント (0)

「港②」
<<トルコ>>--イスタンブール--


ガラタ橋を渡り終えた旧市街から眺める港の光景。

此処にも、とうもろこしなどを売る移動販売車の姿が見える。

暇を持て余して、仲間と店主が世間話でもしているのであろうか。
背景には海峡を通して、新市街の街の様子が遠望出来、旅心を髣髴とさせる。

東西交易の要衝であるトルコは、イスラム圏で有るがために、未だにEUに参加出来ずに居るが、街の人々はとても友好的であり、国は活気を呈している。

愛国心は欧米諸国と同様極めて高く、至る所で星に三日月をあしらった国旗の高揚を見ることが出来る。

ロシアからの観光客が圧倒的に多いのも、この国の特徴であろう。

我々は、彼方に見えるガラタ塔から、ずっと此処まで散策しながら歩いて来たのだが、遠かったなと言う感覚は全く無かった。
遠方左端に見えるのは、我々が宿泊したユーロ・ホテルである。
コメント (0)

「港」
<<トルコ>>--イスタンブール--


ガラタ橋から見る港の光景。

港から張り出した艀には大小さまざまの船が停泊している。

背景には宮殿などが見られる光景が、如何にも古都の港町といった風情で有る。
船に乗船するための桟橋には、ウェルカム・トゥ・イスタンブールの文字が書かれている。

これらの船の大半は、漁のためのものではなく、観光船なのであろう。

橋の麓から直ぐに乗船出来るのは如何にも便利そうで、次回訪れるチャンスが有る時は、是非船上からイスタンブールの街並みを眺めてみたいものだと思ったものだ。
コメント (0)

「ガラタ橋」
<<トルコ>>--イスタンブール--


イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶガラタ橋の光景。

実に面白い橋の光景で有る。

橋の上は車道と歩道になっており、橋の下はレストランやショップが建ち並ぶ二層構造なのである。
日本にも車道と鉄道が分かれている二層の橋は見掛けるが、このような構造の橋は見たことが無い。

橋の中央部分はレストランなどは無く、一層になっており船が通り抜けられるようになっているのだ。

今回は橋下のレストランでは食事はしなかったが、行き交う船や港の光景を眺めながらの食事も乙なものだろうと、この光景を眺めながら思ったものである。
コメント (0)

「遊覧船」
<<トルコ>>--イスタンブール--


ボスフォラス海峡のガラタ橋付近を行き交う遊覧船の姿。

本来は我々もオプションパックで、この遊覧船に乗る予定だったが、人数が5人以上揃わないと駄目とかで、実現しなかった。

しかし今にして思えば、それが却って幸いした。
自分達だけで、イスタンブールの散策を思う存分出来たし、念願のオスマントルコ軍楽隊の演奏も堪能出来たからだ。

このガラタ橋からは様々な街の様子や、港町の風情を楽しむ事も出来た。

時間に制約されないフリープランは、地図を片手に自由に好きな所を散策出来るので、結構フリー旅行の気分を味わう楽しさが有るものである。
コメント (0)

「移動販売車」
<<トルコ>>--イスタンブール--


どんな食べ物なのか良く分からないが、引き売りをするおじさんの姿。

何ともシンプルな移動販売車である。
これは自分で考案した店舗付きの車なのだろうか。

トルコでは今まで載せていた釣道具もそうであるが、みな自家製の工夫された道具が多いようである。
元来昔から、トルコ人は手先が器用で、工芸品などは世界でも有数で有ると聞いていたが、こんな所にも国民性が出ているようだ。

それにしてもこのガラスのケースの中で売られている物は一体何なのであろうか。
棒菓子でもあるようだし、ソーセージみたいな感じもするが、はて?…
コメント (0)