インドへ行ってまいりました。
(2004 08/29 21:11 編集)

 8月の11〜16日と5泊6日でインドのコーチン(南端に近い西海岸の市)へ行ってまいりました。
 インドは、5%の人が裕福でそれ以外の人は貧しいといわれるように、貧富の差が激しい。街に出ると、日本では見かけることのない生活スタイルを目にし、いろいろ考えさせられました。でも、ここケララ州は、海外への出稼ぎ者が多く、仕送りがあるためインド国内では格別恵まれているらしい。インドは、想像できないほど広大な国なのです。250もの言語が存在し、ルピーのお札には15種類の言語が記されているとのこと。ヒンドゥー語と英語が公用語ということもあり、街のあちこちにはその土地の言葉も含め、3ヶ国語の併記をよく目にしました。
 聖フランシス教会には、1524年この地で死んだヴァスコ・ダ・ガマの墓石が床に埋められている。そのすぐ近くに、ユダヤ教のシナゴーグ(会堂)がある。ユダヤ人がこの地へ来たのはきわめて古い時代であるらしく、ポルトガル人が来るまでの長い間この地域にユダヤ人王国が築かれていたとのこと。
 ところで、インドというとまず「カレー」が思い浮かびますが、もともとインドにはカレーという名の食べ物はなかったらしい(マサラを使ってつくられた料理それぞれに名前がある)。それよりむしろ、「チャイ」という飲み物がよく知られている。簡単にいうとミルクティーのようなもの。