トリノオリンピック
 【ローマ支局】世界3大テノールの一人と呼ばれ、昨年9月に71歳で死去したイタリアのテノール歌手、ルチアーノ・パバロッティ氏が、最後の舞台となった2006年のトリノ冬季五輪開会式で“熱唱”したアリア「誰も寝てはならぬ」は、厳寒の中での同氏の健康状態に配慮し、事前に録音されたものだったことがわかった。



 9日のAP通信によると、開会式でオーケストラを指揮した指揮者レオーネ・マジエラ氏が、最近出版した著書で明らかにした。



 それによると、パバロッティ氏は本番で声が出なくなることを心配して事前に録音。オーケストラの音楽も別の場所で録音された。開会式で、パバロッティ氏は録音に合わせて口を動かし、オーケストラも演奏するふりをした。マジエラ氏は「とてもうまく行き、誰も気付かなかった」と振り返った。


何か悲しそうな パバロッティの謎が解けました。

でも 本番こけたらという恐怖は 付き物です。

安全策をとったのですね。

編集 fiorentinareiko : いやいや そんな感じがしただけなんですよ。
編集 orfe : さすがは同業者・・・! 参りました(笑)
編集 fiorentinareiko : 彼の偉大さは 変わりませんよね。 あれだけの録音をしたのですから。 何となく違和感を覚えていたのでやはりと思いました。
編集 Rei : 「本番こける!」とは演奏家には常に付きまとう恐怖ですよね!まして超有名に成ってしまったら、プレッシャーは物凄いものでしょう。録音とはいえ、70歳であれだけ歌えるなんて、お化け級に凄い人でしたね。
編集 orfe : ぜんぜん気付かず「やはりパバロッティは偉大だ!」と思ってましたよ。