気になる米国の利上げ
米国経済のマクロ的数値を見ると、GDPはここ数年2%台で安定成長しており、失業率も6%台から5%台に改善した。個人消費の伸びも順調と言ってよい。唯一やや心配なのは、消費物価がさほど上がっていないことぐらいである。
このタイミングでFRBによる利上げは行われるのか、市場では「利上げは重大な誤り」「FRBはむしろ量的緩和の再開を検討すべきだ」など、直近の利上げに対する反対意見が多いように思われる。
市場は中国経済の低迷や米国の利上げを懸念しているが、米国経済が利上げを受け入れられる状態なのであれば、懸念材料の一つが現実のものとなったほうが、むしろ市場は冷静になるのではなかろうか。利上げを遅らせれば、かえって不安定な状態がくすぶり続けるだろう。
いまは世界的に異例の金融緩和状況が続いており、1国でも2国でも、早く正常化できることを示すべきだと強く思う。

 経済気象台より----QJ

編集 ゆっくん : 利上げは正常な状態と見るべきなんでしょうか?