次は痛みを伴う改革を
ねじれが解消された。安倍首相はこれをうけ、単に長期政権を目指す自己保身的な姿勢でなく、これまで歴代の首相ができなかった懸案事項に政治生命をかけ果敢に挑戦するべきである。衆目一致するのは、「痛みの伴う改革」で結果を出すことであろう。
成長戦略や財政再建など、痛みを避けて通れない政策課題が山積みしている。
第一に、来年4月の実施が決まっている消費税率の引き上げをどう決着させるかである。
第二に、社会保障制度改革国民会議の提案した痛みのある改革案を本当に実行できるかである。いつまでも高齢者を優遇できないことなどを明確に打ち出すべきだ。
第三に、「岩盤」とも称される農業や医療などにみられる既得権益と絡む規制の問題だ。これに立ち向かい、真の成長戦略につなげられるかである。
最後に、TPPの中で反対が強固な農業分野の関税を撤廃し、日本の農業再生をいかに果たすかである。
アベノミクスを成功させたければ、単に目先の利害損失でなく、将来を見据える必要がある。

 経済気象台より----安曇野