目の離せないユーロ圏
ユーロ圏は。欧州金融安定基金の積極的な金融緩和、緊縮財政の緩和などにより、市場では最悪期を脱し、小康状態を保っているとの印象が強い。
しかし、長期間にわたったユーロ圏の不況は、簡単に癒えるものではない。好調のドイツを除くと、失業率の大幅改善が見込めず、緊縮策が続く中、必然的に輸出頼みの経済成長にならざるをえないだろう。財政統合など構造問題解決への道筋も見えていない。本格的な景気回復には遠く、まだまだ安心はできない。
中国の景気後退も影を落とす。今後も、各国の財政政策やECBの役割は減ることはないだろう。この状況で来年にはラトビアがユーロを導入する。欧州の動向に目が離せない。

 経済気象台より----QJ