復興予算35%使い残し
復興のため国が2012年度予算に計上した約9兆7千億円のうち、35.2%の約3兆4千億円が年度内に使われなかったことがわかった。このうちの約1兆2千億円は、使い道がない「不用額」とされた。復興事業が国の想定通りに進んでいない実情が予算の執行面にも表れている。
使い残しが生じたのは、自治体による復興計画の策定や、まちづくり計画などに対する住民の合意形成に時間がかかっていることや、資材やマンパワーの不足による事業の遅れなどが原因だ。
使い残しの率が高かったのは除染費用。使ったのは32.1%だけで、23.1%の約1511億円が不用額となった。除染土などの仮置き場の確保が難航していることなどが要因という。
災害復旧のための公共事業では、32.1%の約4494億円が不用額に計上された。計画の策定の遅れなどが影響している。例えば、建設する防潮堤の高さなどをめぐり住民の合意形成が進まなかったりした。

 紙面より
結局は自分たちで進めないと何も進まないということである。