景況感 プラスに転換
6月の短観は、大企業・製造業のDIがプラス4で、前回3月の調査から12?の大幅改善となった。プラスに転じるのは2011年9月以来7四半期ぶりだ。大企業を中心に、景気回復が鮮明になっている。
改善幅は、10年6月調査以来の大きさだ。昨秋からの円安で、製造業全体に収益増の効果が広がっていることが背景だ。
大企業・非製造業のDIはプラス12と6?改善。
3カ月後の見通しを示す先行きDIは、大企業・製造業がプラス10で6?の改善を見込む。大企業・非製造業はプラス12で横ばいの見通しだ。
ただ、景況感の改善の割には、企業は投資や雇用拡大には慎重だ。
従業員が過剰か不足化を示すDIは、大企業・製造業が3?低下し、3四半期ぶりに「不足」方向になったが、大企業・非製造業は逆に2?上昇し、8四半期ぶりに「過剰」方向となった。雇用情勢が大きく改善したとはいえない状況だ。

 紙面より